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職場で売上金20万円が盗まれる事件、犯人はまさかの店長 「ギャンブルの軍資金にしていました」

2022年08月25日 06:20  キャリコネニュース

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職場で窃盗騒ぎが起きれば、社員同士で疑い合うような状態になることもあるだろう。長野県の30代男性(その他/正社員・職員/550万円)は、衝撃的な窃盗事件の顛末を綴った。(文:草茅葉菜)

※キャリコネニュースでは「職場で起こった窃盗事件」のエピソードを募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/IX3VN62M

警察に通報しようとすると「店長がなぜかものすごい止めていた」

男性が以前勤めていたカーディーラーでは、金庫の売上金が一部盗まれるという事件が発生した。 金額にして20万円ほどだったが、なぜか警察には通報していなかったという。金庫の鍵はかなりずさんな管理がなされており、鍵なしの机の中に入れてあったようだ。

男性はこの時点でなぜ警察に連絡しないのか疑問視していた。後日、会社の上層部が店舗に視察に来る事があり、その際に誰かが売り上げ金が盗まれた件を伝えた。するとすぐに警察に連絡するようにという流れになったようだが、

「店長がなぜかものすごい止めていた」

のだという。その後上層部が社員1人1人に話を聞き、何も分からなかったら警察をすぐに呼ぶと言う話になって面談が始まった。 そこで

「店長が自分が盗んだことを自白した」

のだ。店長はギャンブル好きで、今までも何回かお金を盗んでいたようだ。

「軍資金として金庫からお金を盗み、勝ったら金庫に返すと言うことを繰り返していた」

男性は「自分で盗んだくせによく朝礼で連絡したり、夜遅くまで対策をどうするかという話をしていたなあとあきれました」と、当時の心情を綴る。その後店長は警察にこそ突き出されなかったものの、当然解雇された。男性は

「店長も店長ですがそもそも鍵の保管方法がひどすぎる。誰でもいつでも持ち出せる位置に置いておくことが間違ってると思います」

と、鍵の管理に問題があることを明かした。