セントラル・セント・マーチンズやオスロ国立芸術アカデミーでファッションを学んだデザイナー 飯野麟太郎が、国内初となるエキシビジョンを恵比寿のギャラリーALで開催する。一般入場可能で、期間は9月4日から6日まで。
飯野は、山縣良和が設立したここのがっこうで学んだ後、セントラル・セント・マーチンズへ入学。2018年にはイギリス最大の百貨店ハロッズとのコラボレーションプロジェクトでグランプリを受賞するなど、国内外で活躍の幅を広げている。また、2021年にコペンハーゲンで開催されたコンペティション「デザイナーズ・ネスト(Designer’s Nest)」でインターンシップ賞を獲得。今年9月から伊「トラサルディ(TRUSSARDI)」のデザインチームに所属する。
飯野はこれまで海外が拠点だったため日本で作品を見せる機会が少なかったが、今回は一時帰国したタイミングで初の国内展を開催。「母国である日本で自分の作品がどのように受け取られるのか、またこれからファッションを通して日本とどう関わるべきなのかを確かめたい」と話している。
エキシビジョンでは、デザイナーズ・ネストで発表したコレクション「Black Sheep」を展示する他、コレクションをインスパイア源としたディフュージョンアイテムのセーター1型を初披露する。セーターは、以前から飯野が作りたいと考えていた“柔らかくて暖かくてちょっぴり野暮ったいウールのセーター“として制作。カシミヤ混のウール糸を使い、柔らかくて軽い良質なセーターに仕上げたという。「今回の展示は自分にとっても、そして今まで自分を知ってくださっていた方との関わり方にとっても新しい挑戦になると思っています」と今回の意気込みを語っている。
■展示概要日程:2022年9月4日(日) ~9月6日(火)時間:11:00~19:00(最終日のみ11:00~18:00)会場: AL(東京都渋谷区恵比寿南3-7-17)入場料 : 無料*一般入場可能 rintaro iino: Instagram