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キム・カーダシアン、2016年パリ強盗団の1人から非難される 「見せびらかさない方がいい」

2022年08月23日 10:11  Techinsight Japan

Techinsight Japan

強盗団の1人から非難されたキム・カーダシアン
2016年にキム・カーダシアン(41)の宝石を奪った強盗犯が、このほど米メディアのインタビューに応じた。すでに出所した男性は、事件が起きた責任がキムにあると非難した。

キム・カーダシアンは2016年10月、パリ・ファッションウィークに出席するため、所有するジュエリーすべてをスーツケースに詰め込んで現地のホテルに滞在していた。

キムはその1週間前、自身のSNSでカニエ・ウェストから贈られた巨大な婚約指輪を披露した。指輪には20カラットのダイヤモンドが配されており、価格が400万ドル(約5億円)と言われていた。

事件当日は、キムがホテルの部屋に1人でいたところを警察官を装った強盗団が押し入った。キムは手錠を掛けて縛られ、その間に強盗団は婚約指輪を含む総額1000万ドル(11億2500万円)相当の宝飾品を奪った。

2017年1月には12人が逮捕されたが、メンバーのほとんどが60歳以上だったためSNSでは「おじいちゃんギャング」と呼ばれていた。

逮捕されたうちの1人ユニス・アッバス(Yunis Abbas)は心臓に関する健康上の理由で22か月後に出所し、2021年には事件の回顧録『I Kidnapped Kim Kardashian』を出版している。

そんなアッバスが米メディア『VICE』のインタビューに応じ、事件の真相について語った。

アッバスは「彼女が金を捨て続けていたから俺が回収に行った。それだけだ。有罪だって? 気にするもんか」と言い、キムをはじめとするセレブ達が裕福であることをネット上で誇示することを非難したのである。

「余裕のない人達に対しては、見せびらかさない方がいい。挑発的に感じる人もいるんだ。」

アッバスによると、強盗団がインターネットを使ってキムを追跡していたところ、彼女が宝石を見せびらかしたのを発見し襲うことにしたそうだ。ホテルの部屋に押し入った強盗犯は、バスタブでキムを縛り付けた後に犯行に及んだ。

その間、階下で見張りをしていたというアッバスは事件当時の様子をこう振り返った。

「マダム・カーダシアンの秘書が助けを呼んだ。だが彼女はアメリカの911に電話して俺達を怖がらせてしまった。そのせいで時間を無駄にしたんだ。そして外に出ると、強盗のことなんか知らない警察がいっぱいいたんだ。」

キムはこの事件がトラウマとなり、恐怖心が残っていることを何度も話している。そんな彼女の状況について、アッバスは「あの事件から無傷で出てくることは無理だよ。彼女がトラウマになったのは当然だ」と語っている。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)