台湾在住の作家・新彦(シンイェン)の処女短編集「機械の心」が、本日8月22日に発売された。
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表題作「機械の心」は彼のデビュー作。博士が開発した仕事系ロボット、コードネーム「宗田律」は性能テストのため、秘密裏にとある職場へと送られる。完璧に仕事をこなしていた律だったが、休日も資料を提出するような働きぶりが逆に目立ち、ある日休みを取るよう命じられてしまった。休み方を知らない彼に、同僚の葵は愛している人のために時間を使うよう助言するが……。「機械の心」全2話のほか、「ダーティエンジェル」「諸行無常キラー」「Angel’s share」「星の光が消える時」の4編が収められた。