大学自動車部対抗eスポーツ大会『GT College League』。予選はJAFグランプリが行われる鈴鹿で開催

朝日新聞社は、全国の大学自動車部員を対象としたプレイステーション用ソフト『グランツーリスモ』シリーズタイトルのeモータースポーツ大会『GT College League（GTカレッジリーグ）』の予選大会を、全日本スーパーフォーミュラ選手権の第9戦＆第10戦『第21回JAFグランプリ』が開催される鈴鹿サーキットで開催すると発表した。

　2020年より朝日新聞社は『GT Young Challenge（GTヤングカレッジ）』を開催。3年目を迎える今年は名称を『GT College League』にリニューアルし、大学自動車部対抗レースに加えて、自動車やモータースポーツのさまざまな魅力に出会う大会としてバージョンアップする。

　2021年大会に続いて、今年もスーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション（JRP）と連携。予選大会を10月29日にスーパーフォーミュラの第9戦＆第10戦第21回JAFグランプリが開催される鈴鹿サーキットで開催する。また、本大会の参加選手が自動車の先進技術を学んだり、モータースポーツの現場に触れたりする機会も連携して創出する予定とのこと。

　鈴鹿で開催される予選大会の成績上位校は、12月18日にポリフォニー・デジタル東京スタジオで開催される決勝大会への出場権を獲得。eモータースポーツでの大学自動車部日本一を目指し、熱い戦いを繰り広げる。

　予選大会・決勝大会ともにYouTubeでのライブ配信が予定されており、またポリフォニー・デジタル社の協力による国際的な展開も見据えた特別プログラムも企画中とのことだ。

　なお、8月20日にモビリティリゾートもてぎで行われたJRPの定例記者会見『サタデーミーティング』には朝日新聞社総合プロデュース本部長の五老剛氏も登壇し、「若者層のみなさんにモータースポーツを拡大していきたいということ、ひいては日本のモータースポーツ、自動車産業、そしてクルマ文化への興味、関心を喚起することに微力ではあるが貢献していきたい」と語った。

　また、当日は『GT College League』参加選手がピットやレースを見学する予定ということで、JRPの上野禎久代表は「自動車部の学生さんたちは、モータースポーツひいては自動車業界を担う次の人材です。若い人たちに現場でレースのことを知ってもらい、開発の現場を見てもらうことは大変価値があると考えております」とコメントした。

『GT College League』の大会概要は下記のとおりだ。なお、出場大学、選手、大会レギュレーションは後日発表となる。

■大会概要
開催日・場所
予選大会：2022年10月29日（土）鈴鹿サーキットにて
決勝大会：2022年12月18日（日）ポリフォニー・デジタル東京スタジオにて

参加対象：全日本学生自動車連盟加盟校の自動車部
主催：朝日新聞社総合プロデュース本部
共催：株式会社ポリフォニー・デジタル
後援：全日本学生自動車連盟
協賛：株式会社スリーボンド、他
特別協力：株式会社日本レースプロモーション、本田技研工業株式会社、TOYOTA GAZOO Racing
使用タイトル：プレイステーション4・プレイステーション5用ソフトウェア『グランツーリスモ7』
大会公式ウェブサイト：https://www.asahi.com/ads/gtcl/
※新型コロナ感染予防のため、予選大会は無観客での開催を予定