「第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が、9月16日から26日まで、東京・日本科学未来館を中心に開催される。
【大きな画像をもっと見る】世界95の国と地域から応募された3537作品の中から、 アート、 エンターテインメント、 アニメーション、 マンガの4つの部門ごとに、 大賞、 優秀賞、 ソーシャル・インパクト賞、 新人賞、 U-18賞が選出された「第25回文化庁メディア芸術祭」。受賞作品展では、多様な表現形態を含む受賞作品と、功労賞受賞者の功績が一堂に展示される。
マンガ部門からは、大賞に輝いた持田あき「ゴールデンラズベリー」をはじめ、優秀賞の浅野いにお「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」、うめざわしゅん「ダーウィン事変」、西村ツチカ「北極百貨店のコンシェルジュさん」、ティー・ブイ「私たちにできたこと――難民になったベトナムの少女とその家族の物語」、ソーシャル・インパクト賞の和山やま「女の園の星」、新人賞のトキワセイイチ「きつねとたぬきといいなずけ」、森つぶみ「転がる姉弟」、シマ・シンヤ「ロスト・ラッド・ロンドン」を展示。「DRAGON BALL」の編集担当として知られる鳥嶋和彦氏、ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役の塩田周三氏ら功労賞受賞者の展示ゾーンも用意された。
また関連イベントの1つとして、エンターテインメント部門の大賞に輝いたドキュメンタリー番組「浦沢直樹の漫勉neo ~安彦良和~」より、プロデューサー上田勝巳、企画者の倉本美津留、浦沢直樹が番組の制作現場を語るトークセッション、浦沢と安彦良和によるマンガの描き方講座も予定。イベント内では安彦のライブドローイングも行われる。両イベントは9月17日に日本科学未来館7階の未来館ホールにて実施。そのほか9月18日にはbelneによるマンガの描き方講座も開かれる。
日本科学未来館のほか、東京・池袋HUMAXシネマズ、東京・CINEMA Chupki TABATAでは上映会を開催。アニメーション部門優秀賞の劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」、オリジナルTVアニメ「Sonny Boy」、TVアニメ「オッドタクシー」や、審査員推薦作品の「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」「魔女見習いをさがして」「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」といったアニメ作品がスクリーンにかけられる。
受賞作品展の入場料は無料。来場予約、上映や関連イベントの予約は、文化庁メディア芸術祭の公式サイトにて明日8月22日12時にスタートする。
■ 第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展
期間:2022年9月16日(金)~9月26日(月) ※9月20日(火)は休館。
会場:東京都 日本科学未来館
サテライト会場:東京都 CINEMA Chupki TABATA、東京都 池袋HUMAXシネマズ、東京都 クロス新宿ビジョン、大分県 不均質な自然と人の美術館
入場料:無料