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犬の散歩は1日2回が多数派! 愛犬の健康を守るために必要な習慣とは?

2022年08月21日 12:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
犬の知育玩具ニーナオットソン正規販売代理店「Nina Dog Toys」を運営するサンユーインダストリーはこのほど、犬を飼っている人を対象に、「愛犬のおうち時間と外出時間」に関する調査を実施し、結果を公表した。



愛犬家の方々は、飼い犬の散歩にかける時間はどのくらいあるのだろうか。犬にとっての散歩は、単なる運動や排せつのためだけでなく、他の犬や飼い主とのコミュニケーションや気分転換のためにも大変重要なものとされている。



とはいえ、社会人の飼い主の中には、散歩に何時間もかけたり、毎日お家でゆっくり遊んであげたりすることが難しい人も多いことだろう。そういった家庭の犬たちに快適な毎日を過ごしてもらうためには、どのようにしてあげたら良いのか。犬たちの留守番事情と散歩事情から、解決策を探っていこう。



同調査は2022年7月1日、犬を飼っている1,018人を対象にインターネット調査にて実施。モニター提供元は、ゼネラルリサーチだった。


はじめに、愛犬だけで過ごさせる時間について聞いた。「外出等の理由により愛犬だけで過ごさせる時間は、多いときで1日にどれくらいありますか?」と質問したところ、「6~10時間未満」(28.8%)と回答した人が最も多く、次いで「3~6時間未満」(28.2%)、「1~3時間未満」(18.7%)と続いた。半日近く空けるとい人が最も多く、長い時間犬だけで過ごさせる時があるようだ。



では、留守番の時、愛犬はどのように過ごさせているのだろうか?



そこで、「留守番時の愛犬はどのようにしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、「家の中で自由にしている」(63.1%)と回答した人が最も多く、次いで「ケージ、ハウスに入っている」(28.9%)、「専用の部屋に入っている」(10.9%)と続いた。



家の中で自由にさせる人が6割を超えており、好きなように過ごせる環境を用意している人が多数派となっているようだ。


続いて、愛犬との散歩の必須アイテムについて聞いた。「愛犬とお散歩する際、何を使用していますか?(複数回答可)」と質問したところ、「ハーネス」(62.5%)と回答した人が最も多く、次いで「首輪」(55.3%)と続いた。



ハーネスと首輪がどちらも半数を超えている。多くの人に選ばれていることがわかるが、愛犬の体への負担を考えて作られているハーネスの方がやや人気があるようだ。



一方で、迷子札としての役割を担うモノも多い首輪も多くの人に使われている。


先ほどの調査の結果、6割以上が散歩の際ハーネスを選んでいることがわかった。では、実際に散歩の頻度はどれくらいなのだろうか?



そこで、「お散歩の頻度はどれくらいですか?」と質問したところ、「1日2回」(33.2%)との回答が最も多く、次いで「1日1回」(30.3%)、「毎日は行けてない」(28.9%)と続いた。1日2回と回答する人が多い一方で、毎日は行けてないという人も3割近くいることがわかった。



では、1回の散歩にかける時間はどれくらいなのだろうか?



続いて、「1回のお散歩にかける時間は平均してどれくらいですか?」と質問したところ、「10分~30分未満(53.1%)」との回答が最も多く、次いで「30分~60分未満」(30.5%)、「10分未満」(10.8%)と続いた。犬の種類や大きさによって散歩に最適な時間は変わってくるが、半数以上が10分~30分程度と回答している。

先ほどの調査の結果、1回10分~30分未満の散歩をしている人が半数以上いることが明らかとなった。では、一体何時頃散歩に行くのだろうか?



そこで、「お散歩に行く時間帯を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「宵(18:00頃~21:00頃)」(42.0%)と回答した人が最も多く、次いで「夕方(15:00頃~18:00頃)」(39.4%)、「早朝(4:00頃~7:00頃)」(35.3%)「朝(7:00頃~10:00頃)」(29.4%)と続いた。宵や夕方の方を選ぶ人が多いようだ。



では、なぜその時間に散歩に行くのだろうか? その理由を詳しく見てみよう。



■その時間にお散歩に行く理由とは

【早朝】

・「夏は涼しいから」(40代/女性/埼玉県)

・「仕事に行く前の時間」(40代/女性/東京都)

【朝】

・「朝の家事が終わって、犬の朝食前」(50代/女性/神奈川県)

・「暑い時間帯を避ける為」(50代/女性/青森県)

【夕方】

・「人が少なくて歩きやすい」(20代/女性/神奈川県)

・「熱中症対策」(40代/男性/大阪府)

【宵】

・「日が陰っているから」(40代/女性/兵庫県)

・「仕事の都合上」(50代/男性/千葉県)



などの回答が得られた。どの飼い主も、仕事の都合と暑さ対策を兼ねて、この時間を選んでいる人が多い。できるだけ愛犬にとって暑くなく、負担の少ない時間の散歩を心がけていることがうかがえる。



では、毎日の散歩ルートはいったいどのように決めているのだろうか?



■ワンちゃんとどんな所を散歩している?

・「車があまり通らず、街灯があるところ」(30代/女性/大阪府)

・「長い距離と短い距離と決めている」(30代/女性/愛知県)

・「犬の自由にさせてる」(40代/男性/富山県)

・「近所の公園までの道」(40代/女性/大阪府)



などの回答が得られた。散歩しやすい道を選んだり、愛犬の意思を優先させたりしている人が多い。犬にとっても人間にとっても歩きやすいと思える場所を散歩ルートに選んでいることがうかがえる。


毎日の犬の散歩に関して、毎日は行けていない人が3割近くいることがわかったが、愛犬を退屈にさせることなく室内で楽しめる道具として犬用の知育玩具が注目されている。



では、犬用の知育玩具を使用したことがある人はどれくらいいるのだろうか? そこで、「犬用の知育玩具を購入、使用した経験はありますか?」と質問したところ、「購入、使用したことはない」(25.7%)と回答した人が最も多く、次いで「持っており、たまに使用する」(22.8%)、「持っており、よく使用している」(20.7%)と続いた。



使用したことがないという回答が最も多い結果となったが、現在使用しているという声も比較的多くあることがわかる。



では、なぜ犬用知育玩具を使用しているのか? 理由を詳しく聞いてみた。



■犬用知育玩具を使用するメリットとは?

・「家の中でも一緒に遊べる」(40代/女性/東京都)

・「認知症予防」(40代/女性/大阪府)

・「遊びながら知能を高められる」(40代/男性/神奈川県)

・「お留守番の時寂しくない」(50代/女性/神奈川県)



などの回答が得られた。愛犬自身が楽しんで使ってくれていることにメリットを感じている人が多いようだ。また、認知症予防として使用している人もいるようで、様々な使い方がされていることがわかる。



今回、愛犬と暮らす人たちに調査を行ったところ、愛犬ファーストな工夫を行っている人が多いことがわかった。



しかし、その一方で、飼い主のライフスタイルによっては、散歩の時間がなかなか取れない人もいる。そういった中で、2割程度の飼い主が犬用の知育玩具を使ったことがないと回答していた。(エボル)