今月9日、アメリカのレストランで食事をしていた男性が口の中に異物があることに気がつき、吐き出してみるとキレイな紫色の真珠だったことが判明した。食べていた料理には貝が入っており、この紫色の真珠は貝の中で自然にできたものと推測されている。「最初はビーズか飴かと思ったよ」と発見者本人も驚いたことを『New York Post』などが伝えている。
今回発見したホンビノスガイは、貝の養殖会社「Cherrystone Aqua Farms」がワシントンD.C.東部に位置するチェサピーク湾で収穫したもので、同社の親会社「Ballard Clams and Oysters」では年間6000~8000万個の二枚貝を収穫している。そんな同社で20年以上働いている人でも見つけた真珠は2~3個ほどだと言い、さらに食用の二枚貝は通常機械で処理されるため、その過程で真珠があったとしても失われてしまうことが多いそうだ。よって今回スコットさんが真珠を見つけたのは相当珍しいことだった。
画像は『New York Post 2022年8月16日付「Man finds rare purple pearl inside a clam while dining in Delaware」(Scott Overland)』『TODAY 2022年8月17日付「Man discovers rare purple pearl in clam appetizer at Delaware restaurant」(Courtesy Scott Overland)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 iruy)