赤ちゃんに虫歯菌がうつるのを防ぐため、キスや食器の共有すら避けるのが随分前から常識だ。しかしキャリコネニュースで「友人に言われてショックだったこと」をテーマに経験談を募集したところ、
「友人が自分の口の中で噛み砕いた食べ物をわたしの了承なしに娘に食べさせた」
という衝撃的なエピソードが寄せられた。(文:okei)
キャリコネニュースでは「友人に言われてショックだったこと」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/EU3H1PFB
「そんな神経質に育ててたらロクな大人にならないよ」
その経験談は神奈川県に住む50代前半の女性(事務・管理/年収100万円)から届いたものだ。それは26年前の出来事で、「娘が離乳食を食べ始めの頃、独身の友人が遊びに来て食事を一緒にした」と振り返る。
そのとき、前述の通り友人が咀嚼した食べ物を勝手に赤ちゃんに与えたというのだ。それだけでも驚きだが、
「びっくりして、やめて!と言ったら『そんな神経質に育ててたらロクな大人にならないよ。しっかり躾けてやるからうちに預けたら?』と言われた」
と友人は謝るどころか驚愕の反論をぶつけてきた。
「(友人は)独身で育児経験もないし、26年前のあの頃、親やじじばばでさえ口移しの食事は与えてなかった時代にあんなことをされ、泣きそうだった」
と女性は怒りと悲しみを再燃させる。虫歯菌もさることながら衛生的に気持ち悪く、「神経質」という言葉で片づけられることではない。女性は憤りをこんな風に綴っていた。
「友人が嫌いになったし、同じことをしてやりたいと思いましたが、出産のタイミングも違い過ぎたし、気持ち悪いのでやめました」