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パチンコホールで遭遇するウザい客「音量マックスマン」「後ろからガン見マン」

2022年08月20日 06:20  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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6月ぐらいにパチンコをやりにホールに行ったときのこと。隣で若いお兄さんが打ってたんだけど、これがもう本当に変なヤツというか、僕が打ってる台で何か演出が起きるたびに顔をこちらに向けて確認したがるタイプだった。

「自分の台に集中してほしいなぁ」とか思って最初は我慢してたんだけど、あまりに露骨にこっちを見るのでたまらず、相手の顔をガン見してしまった。こういうのはトラブルの元なんだろうけど、本当に集中できないので、それを分かってほしかった。

このように、周りが常に気になるのか延々キョロキョロする人のことを、パチンコ打ちたちは「鶏野郎」と呼んでいる。鶏みたいに首をせわしなく動かしている姿が、その由来だ。

今日はこの鶏野郎のような、パチンコホールで見かけるウザい人たちの話をしていこう!(文:松本ミゾレ)

爆音にしておいて自分は耳栓つけてる人とか……

先日、5ちゃんねるに「パチンコ屋で見るとウザイ客」というスレッドが立っていた。そこまで伸びたスレッドというわけではないが、お題に沿うウザい人たちについての書き込みが結構集まっているので、ありがたく引用させていただきたい。

「音量マックスマン」
「隣の台チラチラマン」
「後ろからガン見マン」
「足組みマン」
「ハイエナうろうろマン」

と、こんな感じ。こういう人というのは全国のホールで見かける機会がある、挙動がウザい人たちである。いくつか説明していきたい。

音量マックスマンというのは、台の音量を最大のまま打っちゃう人。あるいはせっかく適切な調整をしているのに、わざと音量をマックスにして爆音を轟かせる人である。

個人的には「爆音で遊んでてもその人の勝手だから、あんまり嫌いたくないな」とか思ってしまうが、中には爆音にしておいて自分は耳栓してるヤツとかいるので、そういうのを見るとみんな嫌っちゃうんだろうなぁ。

後ろからガン見マンも、なかなか嫌な存在。ジジイに多い。パチンコで連チャンしてる最中とかに、やたらその存在に気が付いてしまう。ガラスに反射して、こっちを見ている姿が丸見えなのだ。

僕はこういう人が後ろにいるとき、ゆっくり振り返るようにしている。
大体は目を合わせるのを嫌がって、顔を背けてくれる。ただし時にはお構いなしにガン見し続けてくるのもいる。その場合は、触らぬ神に祟りなしと気持ちを切り替えて、相手がいない体(てい)で遊技を続けるんだけど、大体こういうのを放置すると連チャンが終わっちゃうんだよねぇ。オカルトですけど。

僕が出会った最凶最悪のウザい人の話

ここでちょっと、僕自身が目撃して「うわ~! ウザすぎるよ!」と号泣しそうになったお客さんの話を。神奈川の某ホールでパチンコをしていたとき、隣に凄く挙動がせわしない人が着席して遊技をスタートした。

リーチのたびにスマホで何枚も何枚も撮影していて、しかもその都度大げさに頷く。当たっても外れても、大げさに頷く。

「こういう人たまにいるなぁ、怖いなぁ」と思って見ないふりをしていたんだけど、しばらくするとその人が大当たりを射止めた。そして大当たりラウンド中にまたまたスマホを取り出し、1人楽しく撮影会。

しかし今度はそれだけでは終わらなかった。いきなり「うお~~」みたいな声を出して「ええ、〇時〇分、ラッシュ突入よろしく!」みたいなことを言いながら動画モードで撮影をスタートし、そのまま大当たり中に流れる曲を大声で歌い出したのである。

様子がだいぶおかしいし、周りもチラチラこっち見るし、何なら歌いながら体を揺らすので肩がぶつかるし、そのたびに「おっと、失礼」とか言われるし。ここまで変な人となると、下手に「うるさいですよ」とか言ったら何されるか分からないので、すごすごと退散してしまった。

冷静に考えれば、これもたしかにウザい人なんだけど、それ以前に怖い人だ。独り言が大きい人ってのは過去にも何人か見たことはあるけど、歌うタイプのヤツはこのときが初めての遭遇だった。……今思うと、YouTube用の動画を撮影していた弱小配信者とかだったのかもしれない。しかし、ああいうの人が混ざっている時点でパチンコホールは伏魔殿。恐ろしいことこの上ない。