会社の上層部は、社員との信頼関係を欠くような言動には気を付けるべきだろう。20代後半の女性(東京都/営業/年収350万円)は、コロナ禍に関して納得できない上層部の対応に「転職を決意」したという。(文:永本かおり)
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「発言の違いに失望をしました」
女性は、「集客をして販売をする企画営業」の仕事をしていた。ところがコロナ禍となり、集客がかなわず業績が下がり始めたという。これは不可抗力とも言える事態だが、
「社長をはじめ、会社の重役は『コロナのせいではない。集客力がないお前たちが悪いんだ』とずーっと言い続けていました」
と上層部は業績が下がった理由にコロナ禍が関係していることを断固として認めず、社員に原因があると責任転嫁し続けた。
しかし、コロナ禍から2年が経った会議で、上層部のある人物が
「コロナのせいで集客力が落ち、業績が落ちた」
とあっさり手のひら返しの発言をした。これに関して女性は、
「あれだけ社員に責任転嫁してたのに結局は、コロナだったんじゃんと思い、発言の違いに失望をしました。それで転職を決意しました」
と無責任な上層部に見切りをつけた瞬間を綴っていた。