うめざわしゅんの短編集「一匹と九十九匹と」の一編「海の夜明けから真昼まで」の実写化が決定。9月19日から21日まで東京・テアトル新宿、10月20日に大阪・シネ・リーブル梅田にて限定上映される。
【大きな画像をもっと見る】「海の夜明けから真昼まで」は、49日間の監禁から解放された少女のその後を描く物語。社会と自分に絶望し生きる事を諦めた男、その男が起こした監禁事件に巻き込まれた女子高生・麻衣、暴力事件を起こして居場所を失った麻衣の同級生・氏家、1つの監禁事件をきっかけに3人の歯車が動き出す。
今回の実写作品は、俳優の吉村界人と監督の林隆行がタッグを組んだ“短編集”「人間、この劇的なるもの」内のエピソードとして制作。うめざわは実写化について「インコレクトな原作漫画が10年経って今どう実写化されるのかとても楽しみです」とコメントを寄せた。
■ うめざわしゅんコメント
インコレクトな原作漫画が10年経って今どう実写化されるのかとても楽しみです。
■ 吉村界人コメント
小さな承認欲求を埋めるより何かを翻す様な表現にこの身を置いていたいと感じています。
だから満たされない気持ちを力ずくで表現に変えようとする監督の舟に乗りました。
この時代のイデオロギーを揺さぶれたら嬉しいです。
■ 林隆行コメント
俳優吉村界人は、現実でもスクリーンの中でも常にそこにいる。
そんな彼と一切嘘をつかず、見たい世界を追求した3本の映画を作りました。
関わってくれたスタッフや俳優部にも本当に感謝しています。
また、うめざわ先生の漫画がずっと大好きで、
今回先生の原作を映画化させていただけて本当に嬉しいです。
今この瞬間を生き抜く全ての人たちに届く作品になればと、切に願っております。