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AOKIホールディングス 青木拡憲前会長らを逮捕 東京五輪の贈賄容疑

2022年08月17日 17:32  Fashionsnap.com

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AOKIのロゴ

Image by: FASHIONSNAP
東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之元理事の会社を巡る資金受領事件において、東京地検特捜部はAOKIホールディングス 前代表取締役会長 青木拡憲氏、前代表取締役副会長 青木寶久氏、専務執行役員 上田雄久氏を贈賄の容疑で逮捕した。高橋元理事は受託収賄の疑いで逮捕された。

 AOKIホールディングスは、2018年に大会組織委員会とスポンサー契約を締結。AOKIは審判や技術役員用のユニフォームの製作、公式ライセンス商品の販売権などを獲得していた。同大会のスポンサー契約や公式ライセンス商品の契約に関して、青木前会長から便宜を図ってほしいとの請託を受けて、高橋元理事は2017年から2021年までの間に見返りとして約5100万の資金を振り込ませたとされている。
 元会長らの逮捕を受けて、AOKIホールディングスは8月17日の今日、公式サイト上に声明を発表。「当社は、これまで東京地方検察庁による捜査に協力してまいりましたところ、本件事態を厳粛に受け止めており、引き続き、当局の捜査に全面的に協力してまいります。なお、本件の内容等に関するコメントにつきましては、捜査中につき差し控えさせていただきます。 当社グループのお客様ならびに関係するすべての皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしますこと心よりお詫び申し上げます」とコメントしている。