苦手な食べ物であっても、頑張って食べなければいけない場面もある。群馬県の40代後半の女性(事務・管理/年収500万円)は、とある勘違いから起こった出張エピソードを明かした。(文:谷城ヤエ)
※キャリコネニュースでは「出張のトラブルエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/56MK8UFW
「好意は踏みにじれません、私が演技だけすればすべてうまくいくんです」
「私の好物はタンメンで、地元のタンメンが美味しいお店などの話を会社の人とたまにする事がありました」
ある時遠方の支社に泊りで出張に行った女性。夜に食事会を開いてもらったというが、
「現地の社員さんが『上司さんから伺ってますよ、担々麺が大好きなんですよね!!』と言われました。良かれと思って上司が伝えてくれたんでしょう、間違ってるけど…」
そして「当然食事会も現地の社員さんがリサーチした地元で美味しいと言われている担々を提供しているお店」だったという。タンメンと担々麺は全然違うものだが、名前が似ているため間違えるのも無理はない…。
「好意は踏みにじれません、私が演技だけすればすべてうまくいくんです」
と意気込んだ様子だったが、女性には「辛い物は唇が痛くてとても苦手」という大問題が。しかし相手側のご厚意を無下にするわけにはいかず、なんとか頑張って食べきったそう。
「本当に辛かったけど、笑顔で『美味しい美味しい』って言いながら担々麺を完食した自分を褒めてあげたかったです」
と綴っていた。