いくら友人だからといって何でもかんでも許されるわけではない。埼玉県の30代後半女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収150万円)は「自己中すぎる友人と絶縁しました」と話す。(文:谷城ヤエ)
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式前には「私魚食べれないんだよね」
当時会社で仲の良かったAさんを結婚式に招待した。しかし「当日連絡も一切無く、会場に現れなかった」のだという。
「連絡先を知っている他の友人達は必死に電話したり会場の外を気にしてくれたりと気を遣わせてしまい申し訳なかったです…。こじんまりした式で、しかも友人達の席は中央。空席なのがかなり目立ってしまいました。親戚にも何度か席の空席の理由を聞かれたり気まずい空気に…」
連絡も取れないままとなるとさすがに心配だが、Aさんが来れなかったのはまさかの理由だった。
「式が終わってから『ごめん寝てた』とのLINEがありました…式のスタートは夕方16時です…行きたく無くなったからバックれたんだなと思いました」
思い返すと、式の2日前にAさんからあるLINEが来ていたという。内容は「披露宴の料理に魚料理出るか」というものだった。「魚と肉両方出る」ことを伝えると、「私魚食べれないんだよね」という返事が。
「子供ならともかく、アレルギーでもない大人の好き嫌いを考慮するなんて想定外のため申し訳ないけど変更はできない、けど食べられないなら残してくれていい旨を伝えました。もしかしたらこの魚料理の件で腹を立てたのかもしれません。かなりムカつきましたが、後日現金書留でご祝儀3万円が届いたのでまあ良しとしました…。一緒に入っていたお詫びの手紙が妙に達筆で、おそらく母親が書いたのでは、という疑念もありましたが…」
その場は収まったと一安心したのも束の間、今度は新婚旅行のお土産でトラブルは起こる。
「その後新婚旅行で沖縄へ行ったのですが、Aさんは『紫いもタルトとオリオンビール買って来て』とのリクエストを聞いてもいないのに自らして来ました…。しかし紫いもタルトとオリオンビールは沖縄でも意外と何処でも売っている物ではなく、空港でお土産をまとめて買おうとしたら箱売りのものが見つからず、かろうじて手に入った個包装の紫いもタルト3個とオリオンビール1缶をお土産として渡しました」
厚かましいリクエストだったにもかかわらず、注文通りのお土産を買ってきてあげた女性。しかしAさんは納得いかない様子を見せた。
「明らかにガッカリした感じで『えっこれだけ?フツーお土産って箱で買ってくるもんでしょ』と言われ、私の堪忍袋の緒は完全に切れました」
と怒りを滲ませた。自分勝手な友人とは早めに離れたほうが良さそうだ。