生涯連れ添うつもりで結婚したパートナーを、ぞんざいに扱ってしまうのはなぜだろう。キャリコネニュースが「離婚したいと思った瞬間」をテーマに実施したアンケートに、夫婦間の金銭問題について根深い不満の声が複数届いた。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「離婚したいと思った瞬間」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/NQTLY3J8
「自分は好きに使い、私には2万しかくれない」
大阪府に住む30代前半の女性は、夫が口にしたある言葉が忘れられない様子でこう嘆く。
「旦那がお金の管理をしているが、私の給料を『家族のお金』と言ったこと。自分は好きに使い、私には2万しかくれない。お金以外は不満がないが、もう少し自由にさせてくれてもいいのにと思う」(営業/年収650万円)
夫が家計管理をし、妻の給料はすべて家計だが夫の収入はほぼ夫のもの、ということだろうか。共働きならもう少し公平になるよう話し合えるといいのだが。
一方、夫側の声もある。栃木県の40代前半の男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、妻だけでなく義母からも酷い言葉をぶつけられたという。
「妻と妻の母親から『あんたはお金だけ稼いで妻の言う通りにしてればいいのよ!』(=ATMになれってニュアンス)って言われ、相手側の結婚の意義が金の繋がりだけであると悟りました」
当時の憤りを綴った男性は、「その後程なくして離婚を申し出て1年かかりましたが離婚しました」と報告している。