8月15日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは8月27~28日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される第5戦『FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 450km RACE』のエントリーリストを発表した。GT300クラスでは、第4戦富士で欠場した2台のうちの1台、HOPPY Schatz GR Supraがふたたびエントリーした。現在の状況について、HOPPY team TSUCHIYAの土屋武士代表に聞いた。
2022年から、つちやエンジニアリングの若手スタッフが中心となり製作したHOPPY Schatz GR Supraで参戦しているHOPPY team TSUCHIYAは、7月21~22日に鈴鹿で行われたタイヤメーカーテストに参加したが、1日目午前の走行中、130Rでクラッシュ。大きなダメージを受けた。車両修復が間に合わないことから第4戦富士は欠場し、しっかりとトラブルの原因を「見直したうえ」での復活を目指していた。
そんなHOPPY Schatz GR Supraだが、8月27~28日の第5戦鈴鹿のエントリーリストに名を連ねた。修復の状況について土屋代表に聞くと、「みんなで一生懸命直しています」という。「状況としては『直している』……というより、正確には『しっかりと作り直している』ところです。問題点があったところを含めて、しっかりと見直しながら作っています」と土屋代表。