会社に不信感を抱き、働き方を考え直すこともある。大阪府に住む30代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収250万円)は、会社のいい加減な感染対策に「不信感が積もりに積もって」しまったという。(文:永本かおり)
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「マスクをしてるから大丈夫」
女性は、「コロナ禍になり、あちこちで消毒液や仕切りが設置される中、全く動かない上層部」に対して、感染対策が不十分であることを指摘した。しかし、反応は
「やりたいならすれば?」
の一言だったという。
「その後も、社内に感染者が出ても申し送りもなく『マスクをしてるから大丈夫』との自己判断。消毒などの対応も一切なし」
楽観的でやる気のないコロナ対応に戸惑う女性。元々、コロナ禍になる前にも気になるところがあったようで、
「以前から部下のミス(金銭が発生)は部下に自腹をさせ、自分のミスは揉み消す事が横行」
していたと振り返る。いい加減な上に卑劣な上司がいる職場。これに耐えかねた女性は
「不信感が積もりに積もって独立を決意」
と会社を飛び出す決心をした当時を綴っていた。女性にとってはいいきっかけになったのかもしれない。