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夏の車中泊、暑さ対策はどうする? 最新の「ポータブルクーラー」をチェック

2022年08月12日 12:31  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
夏の車中泊で最大の問題は、この暑さ。これをクリアできないとクルマで泊まろうなどとは思えないし、場合によっては体調に異変をきたすおそれもある。そこで注目したいのが「ポータブルクーラー」だ。最新アイテムを「東京キャンピングカーショー」で見てきた。


○夏のキャンプの大問題とは



「東京キャンピングカーショー2022」(2022年7月23日~24日、東京ビッグサイトで開催)には150台以上のキャンピングカーが集結。ほかにもパーツの販売や、車中泊に関する出展などが行われた。



そんな中で注目を集めていたのが、ポータブルバッテリーで有名なエコフローのブースだ。発売になったばかりのポータブルクーラー「EcoFlow Wave」が展示されていたのだ。


夏休みにはキャンプに出かける人も多いだろう。昨今のキャンプブームで首都圏のキャンプ場は予約が取りづらい状態だと聞く。



昼間はバーベキューなどをして楽しく過ごせるが、夜になるとテントの中や車中泊のクルマの中が暑くて快眠できず、ぐったりして帰ってくる。キャンプあるあるだ。暑い夏のキャンプには、逃げ道がない。



冬の寒さならば服を着こんだり、防寒対策された寝袋に入ったりすればしのげるが、暑さは衣服などで調整できない。そこで夏場は、高原など涼しいところでキャンプする人が多くなる。

車中泊も同じように、夏場は暑さとの戦いになる。車中泊の際はアイドリングストップが基本だから、クルマのエンジンをかけてエアコンをつけておくことができず、暑さの中で過ごすことになる。



そんな暑さも、この「EcoFlow Wave」があれば解決する。屋外・室内兼用のポータブルクーラーで、8分間の使用で30℃から24℃まで冷却可能(5~8㎡の空間で使用の場合)な冷房能力がある。


別売りの脱着式バッテリーを使用すれば最大8時間の稼働が可能なので、テントやクルマで使用すれば、暑い夏のキャンプでも快適に就寝できるはずだ。



またエコーフローらしく、AC電源からの充電のほかにソーラー、シガーソケット、ポータブル電源と4タイプの充電方法が選べるのも心強い。夏のキャンプの必需品ともなりそうなポータブルクーラーである。


■Information

「EcoFlow Wave」

【本体価格】16.94万円(専用バッテリーパックは別売りで11万円)

【サイズ】518×310×416㎜

【重量】17.5㎏



浅井佑一 あさいゆういち キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」編集部を経て、現在は旅とキャンピングカーをテーマにしているフリーライター。キャンピングカーで車中泊しながら回った道の駅は1,180カ所以上。著書に『クルマでふらりと道の駅』(雷鳥社)、『首都圏「道の駅」ぶらり半日旅』(ワニブックスPLUS新書)、『車中泊で巡る オススメ道の駅ガイド2021』(ヤエスメディアムック)など。HPは この著者の記事一覧はこちら(浅井佑一)