面接で話される内容は「嘘も方便」といったこともあるだろう。その嘘はたいてい入社後に発覚するものだが、面接直後に情報が入ったという経験談が寄せられた。
東京都の50代男性(ITエンジニア、システム開発・SE・インフラ/正社員・職員/年収750万円)は、ある人物からとんでもない裏事情を暴露された。(文:草茅葉菜)
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面接の後に「話したい」と申し出てきた人は……
男性はとある会社の面接を受け、人事の面接官と一通り話を終えた。すると、先に転職した同じ会社出身の人が、面接の後に話したいと申し出てきたという。その人は、採用とは関係ない部署に所属していたが、二人になったところでこんな衝撃的な告白をされた。
「この会社はヤバいからやめた方がいい、今面接に出ていた同僚となる人は、現在1人でこの仕事をしており再来月辞める予定だが、後任がいないなら辞めさせないと言われている」
つまり面接をしてくれた社員は、自分が辞めるための交代人員を確保しようとしていたのだ。そんな話を聞いてしまった男性が家に帰ると、例の「再来月辞める人」から電話があり
「一緒に頑張りましょう」
と言われた。「何としても入れなければ」という気持ちが伝わる熱い語り口だったという。しかし男性はもちろん「お断りの連絡」をしたそうだ。