モデルの冨永愛が10日、帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head-piece Competition」優秀賞受賞式とハットの日PRイベントにリモート出演した。そこで冨永は自身が欲しい帽子を発表したが、同コンテストの特別審査員として登壇していた東京五輪2020の金メダリスト、プロスケートボーダーの四十住さくら選手も「かぶってみたいです」と欲しがった。
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8月10日は「ハットの日」ということで、帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head-piece Competition」の優秀賞作品が発表された。同コンテストは縫製ハサミの開発・製造において長年の歴史を持つ貝印が主催で、同コンテストのスペシャルサポーターを冨永愛が務めている。
“身バレ帽子”について「実はこのコンセプトで帽子を考えたことがある。いつかお二人のために実現します」と約束して冨永を喜ばせたのは、同コンテストの審査員を務めるHat & Head piece designerの日爪ノブキ氏。日爪氏は2019年にフランス国家最優秀職人章に認定されたが、これはフランス文化の継承者にふさわしい高度な技術を持つ職人に授与される称号で、日本の重要無形文化財(通称、人間国宝)認定制度に相当するという。イベントでは日爪氏がデザインした帽子2点が紹介されたが、これらは古着や廃棄してしまうペットボトルを使い、サステナビリティをコンセプトに据えた帽子とのこと。冨永は「とても素敵なデザインで、そこにいたらかぶっていただろうな」とリモート出演を残念がって、「今はファッション業界の中でサステナブルが大きなテーマ。それがさらに素敵なデザインにアップデートされているのはとても素敵なこと」とコメントした。