大日本印刷株式会社(DNP)が、出版社などのコンテンツホルダーに対して「DNPコンテンツ海賊版対策サービス」の提供を開始した。
【大きな画像をもっと見る】「DNPコンテンツ海賊版対策サービス」は、イギリスに本社があるMUSO社と連携し、マンガ市場における海賊版対策と正規コンテンツの流通支援を行うサービス。海賊版の発見・監視や削除要請のほか、国・地域などのエリア、年代・性別といった利用者属性ごとに海賊版の閲覧状況を分析し、各作品の最適な読者に正規コンテンツを流通させるためのマーケティング支援を行う。
DNPでは今後、「DNPコンテンツ海賊版対策サービス」の提供先を拡げるとともに、多様なマンガ作品を適正な環境で世界に配信する仕組みを構築することで、海賊版の違法アップロードや閲覧の防止と正規コンテンツの流通支援に努めていくとのこと。今回のサービス提供に関し、MUSO社の共同創立者からのコメントも発表された。
■ Christopher Elkins(MUSO共同創設者兼最高事業開発責任者)コメント
DNPとMUSO社のパートナーシップ締結は、著作権保護とオンラインの海賊版対策のためのソリューション開発を最も革新的な企業と協業する、というMUSO社の取り組みを象徴します。私たちは、DNPと協働し、世界的に驚くべき成長を続けているマンガ業界をサポートできることにワクワクしています。