落ち込んでいるときには励ましてくれるのが友人というものだろう。しかし、大阪府に住む20代後半の女性(医療・福祉・介護/100万円未満)は、「転職活動時に友人に言われたこと」に大きなショックを受けてしまった。
「彼女はフリーランスで自分のスキルを武器に仕事をしていて、コミュニケーション能力も高い人」
だったと女性は振り返る。(文:okei)
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「もっと簡単な仕事にすれば?」
そんなコミュニケーション強者の友人と比べて、女性は転職活動に苦戦していた。
「私は彼女のようにスキルもなく、コミュニケーション能力も決して高いわけではないため、不採用通知を連続で頂いていました」
思うようにいかない中、その友人を含めたLINEグループで「今回もまた不採用だった……」と愚痴をこぼしたときだ。女性の目にはこんなショックな言葉が飛び込んできた。
「いや、そもそもあんた社会に適応できないのにコミュニケーション能力がいる事務職とか受けるから悪いんじゃん。もっと簡単な仕事にすれば?」
アドバイスのようでいて、かなり辛辣な人格否定ではないだろうか。そのとき他の友人は「既読はつくものの誰も静止する人はおらず」、彼女の言葉の苛烈さは増していったという。
「しまいには『娘がうつで会社辞めて実家暮らしとか、役立たずだし親不孝もいいとこだよね~』と言われて唖然としました」
と女性は思い出すのも辛そうな友人からの暴言を明かした。とてもじゃないが転職活動がうまく行かずに落ち込んでいる友人にかける言葉ではない。女性は「中学時代からの付き合いでしたが、友人をそう思っていることに耐えきれずグループを抜けました」と絶縁も納得の胸中を綴っていた。