親子ほどの年齢差があっても、恋愛には関係ないという女性もいるようだ。キャリコネニュースの「年の差婚の人」を募ったアンケートには、20歳近い年の差夫婦からの声がいくつか寄せられている。
「私が声をかけてバレンタインチョコを渡した」
こう語る女性は、18歳年上の男性と結婚した経緯を明かしてくれた。(文:okei)
キャリコネニュースでは「年の差婚の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/JW69EQFF
付き合い始めた当時「彼は46か47かな。私は26くらい」
女性が夫と知り合ったきっかけは、当時あった「大手スーパー系列の専門店街」で、「警備員とテナント飲食店の従業員」という関係だった。女性はいつも従業員入口でカバンチェックを受けていたという。スーパーなどの店舗では、従業員の万引き防止のため荷物チェックをするところもある。2人は毎日顔を合わせる仲だったのだ。
女性の目には警備員の制服姿が好ましく映ったようで、
「カッコよく見えるホテルマンみたいなのを着ていました」
と振り返る。付き合いだしたきっかけは、女性から声をかけてバレンタインチョコを渡したことだ。「3回くらい」渡した後に、飲食店バイトの女子が察して「お返しはしないと」と言ってくれた。それが縁で付き合うようになったという。
「彼は46か47かな。私は26くらい。チョコを渡してたとき、なんとも言えない、いつかこの人と結婚するなあという気持ち、昔から知ってた様な感じがずっとあった」
と女性は当時の想いをしみじみ振り返る。
相手の男性はバツイチだったが、女性は「気持ちは揺るがない」と親を説得して結婚にこぎつけた。親子ほどの年齢差でしかも離婚経験ありとなれば、親に反対はされただろうが、固い意志で乗り越えたのだ。現在は妻53歳、夫71歳とのことで、
「趣味が同じだしゴルフしない以外は、似たとこが多く歳の差はほぼありません。20歳ほどの離れも全然良いです」
と満足そうに綴る。恋愛や夫婦の仲の良さに年の差は関係ない人がいることを、身をもって示しているようなご夫妻だ。