トップへ

JR東日本と総合車両製作所、車両メンテナンス基地の公開ツアー開催

2022年08月05日 18:51  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
JR東日本、総合車両製作所、JR東日本びゅうツーリズム&セールスは5日、鉄道開業150年の特別コラボ企画として、1日目に総合車両製作所、2日目に車両メンテナンス基地(長野総合車両センター・郡山総合車両センター・小牛田運輸区・勝田車両センターのいずれか1カ所)を巡る1泊2日の公開ツアーを10・11月に開催すると発表した。


ツアーの1日目は、鉄道開業150年記念として、新幹線車両や首都圏の通勤車両、海外向けの車両など、これまで約2万3,000両の車両を製造してきた総合車両製作所(横浜市金沢区)の内部を特別に公開。「横須賀・総武快速線E235系グリーン車」「中央快速線E233系グリーン車」の製造工程を見学できる。



2日目は車両メンテナンスを行う各基地にて、車両の撮影会や鉄道開業150年グッズ販売会など実施。各基地の特色あるイベントを多数用意する。



長野総合車両センター(10月11・12日、11月8・9日)では、JR東日本唯一の鋳造工場で鉄道部品の製造風景が見学できるほか、事業用として活躍した143系の車両撮影会、行先表示板や懐中時計など鉄道古物の販売を実施する。


郡山総合車両センター(10月24・25日、11月14・15日)では、電車・気動車などさまざまな車両のメンテナンス風景を見学でき、2021年3月に定期列車としての運行を終了した国鉄型車両185系の廃車解体を行う様子も特別に公開する。



小牛田運輸区(10月5・6日、10月12・13日)では、2015年に総合車両製作所で製造したハイブリッド車両HB-E210系の車内で、車両の動くしくみを解説するほか、観光列車「びゅうコースター風っこ」を隣に並べて撮影会を開催する。



勝田車両センター(10月21・22日、11月11・12日)では、勝田駅から入区列車に乗車し、営業運転では使用されない回送線を使って車両センターへ。車内での車両洗浄体験や交直流車両特有の機器を見学できる。


なお、「電車市場」のオリジナル鉄道グッズや、社員が考案・製作したオリジナルグッズとして「総合車両製作所キーホルダー(鉄道開業150年記念仕様)」「クリアファイル」をツアー参加者全員に用意。郡山総合車両センターにて、鉄道デザイングッズのマーケット「TRAINIART (トレニアート)」の特別営業も行われる。



「日本の旅、鉄道の旅」サイトで販売され、8月8日12時から受付開始(対象は中学生以上)。旅行代金は10万~12万円となっている。(木下健児)