予選は、19号車WedsSport ADVAN GR Supraの3戦連続PP獲得の可能性もあると考えていますが、ゴトーセンパイと被ってしまったので再考。予選でのヨコハマタイヤの速さと、ストレートスピードにも秀でるニッサンZ GT500、そして13kgというSW搭載量も鑑みて、24号車を挙げさせていただきました。ただ、これはドライコンディションの場合です。予選で雨が降った際には、溝付きドライタイヤのようなトレッドパターンのミシュランタイヤを履く2台のZが来ると考えています。今週末は天候の変化にも注目です!
●ゴトー(GT現場経験2年目。オートスポーツweb最年少組20代スタッフ)のウイナー予想
◎本命:#12 カルソニック IMPUL Z 〇対抗:#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra △大穴:#24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
そんなニッサン勢のなかでは、第2戦富士でも3位に入り、今回の第4戦ではSWが19kgと軽め、かつブリヂストンタイヤの安定感で上位に来そうなカルソニック IMPUL Zを今回の本命とさせていただきます。対抗としてはトヨタGRスープラ勢から第2戦でトップ争いを繰り広げたDENSO KOBELCO SARD GR Supra、大穴は夏のレースで例年速さを披露するヨコハマタイヤのリアライズコーポレーション ADVAN Zと予想します。
そしてポールポジションですが、第2戦、第3戦と連続ポール獲得中のWedsSport ADVAN GR Supraは今回もSW21kgと軽く、今回もポール獲得の大本命でしょう。19号車の課題はレースペースだと思われますが、夏の暑いレースを得意とするヨコハマタイヤとのマッチングが完璧にハマれば、完全勝利である“ポール・トゥ・ウイン”にも期待できるかもしれません。
●みずの(GT取材デビューから、かれこれ14年目。若者に負けないようにガンバリマス)のウイナー予想
◎本命:#36 au TOM’S GR Supra 〇対抗:#37 KeePer TOM’S GR Supra △大穴:#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
PP予想:#19 WedsSport ADVAN GR Supra
真夏の富士戦、直線速いニッサンZ勢の12号車カルソニック IMPUL Zや23号車MOTUL AUTECH Zが上位に来そうな気配を感じていますが、今回はGRスープラ祭りになると予想。SW的には38号車ZENT CERUMO GR Supraが圧倒的優位ですが、おそらくエンジン交換でペナルティを受けることになるので、さすがに優勝は難しいなかと。いずれにしても、450kmの真夏の富士はFCYやSCが多くなると思うので、ピットタイミングや臨機応変な戦略といったチーム力が試されるハズ。エース坪井翔の2スティント走行で(&SF富士で優勝を逃した鬱憤を晴らす意味でも)昨年王者がここで復帰! と予想します。PPはもう、19号車WedsSport ADVAN GR Supraの3戦連続PPを期待しちゃいましょう。