SUQQUが上海にショールームをオープン　越境ECと連動した店舗に

「スック（SUQQU）」が、上海市中心部の静安寺エリアに位置する複合ショッピングモール「静安嘉里中心（JING AN KERRY CENTER）」内にある「BONNY＆CLYDE」に、ショールームオープンした。今年4月にオープンした商品カウンターを大幅にアップグレードさせた形で、消費者との接点をさらに拡充し、中国でのブランド認知向上と信頼獲得、ビジネスの発展を目指すという。

　ショールームでは、日本での展開に準じた商品を同じタイミングでディスプレイ。中国国内の顧客にブランドの世界観と魅力をいち早く伝えることを目的に、全ての商品のタッチアップが可能となっている。また、店頭に表示されているQRコードから、越境ECへ遷移することで購入が可能だ。7月21日にオープンした。29日にオープニングイベントとして実施したメイクアップサービスは好評を得たという。
　今後は、定期的にスックの越境T-MALLでのライブ販売なども実施予定。越境EC全体のOMO活動の場として広く活用していく。
　スックはカネボウ化粧品傘下のエキップから2003年に誕生し、現在は国内42店舗、海外5ヶ国で展開。日本発の化粧品ブランドとしての高い品質とユニークなコンセプト、オリエンタルな切り口で支持を集めている。中国は2019年9月に国内最大級の越境ECプラットフォーム「天猫国際（T-MALL Global）」に旗艦店を出店。2020年12月には上海の「BONNY＆CLYDE 興業太古匯（HKRI Taikoo Hui）」にもオープンした。

■ショールーム住所：上海市靜安区南京西路1515号 NB1-17B営業時間:：10:00～22:00