日暮キノコ原作によるTVドラマ「個人差あります」に、挿入歌を担当するビッケブランカがキャストとして出演する。
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8月6日より東海テレビ・フジテレビ系全国ネットで放送される「個人差あります」は、突如性別が変わってしまう“異性化”に翻弄される夫婦の物語。100円ショップの商品企画部に勤めるサラリーマン・磯森晶役を夏菜と白洲迅、晶の妻で小説家の磯森苑子役を新川優愛が演じる。
ビッケブランカが演じるのは、晶よりも早く“異性化した存在”として有名人のチェルキー役。第1話からその名が登場し、第2話でさらなる秘密が判明する。ビッケブランカは「葛藤を抱えている役だったので、自分の中からそれを探してみました。成長させてもらえたなと思います」とコメント。また夏菜からメッセージも到着した。
■ 夏菜コメント
□ オファーを受けた感想と役作りについて
男女が入れ替わるというストーリーを聞いて、最初は「らんま 1/2」という漫画が頭に浮かびました。実写版、乱馬役の経験があり(2011年ドラマ『らんま 1/2』)、性別が入れ替わる役は、実は2度目の経験でした。
また、参考になりそうな報道番組や、映画「リリーのすべて」など、ヒントになりそうな作品もかなり観ました。一時は混乱してしまい、晶は女性に変わりたくて変わったわけではないので……と考えたりもしました。今も監督と話し合い、模索しながら進めています
□ 同じ晶を演じる白洲迅と相談をしたか
(2人で一役のため)同じシーンにはならないので、お互いすれ違う日にお芝居を見て、近づけています。唯一決めた癖のようなものは、「困ったら眉毛の上を掻く」というポーズ。
ただ、やりすぎてしまうと無理矢理2人を近づけている感じになってしまうので、なるべくナチュラルに入れつつ……、でも、難しいです(笑)。
根本的に妻の苑子を愛する気持ちがブレなければ、どっちがどうやっても晶に見えてくるというのは思っています。
□ 視聴者へメッセージ
「こうやって生きていいんだよ」というひとつの例として、私たちの姿を観ていただけたらと思います。今はなんでも一括りにできない世の中になっていて、その時代にこれからも私たちは生きていかなくてはいけない。もっと頭を柔らかくすることも必要だと思ってもらえるような、ドラマになっていると思います。漫画原作で軽いタッチで描きつつも実は、「めっちゃ、深い」と思うドラマで、私も今、まさにそう考えながら演じています。
■ ビッケブランカコメント
キャストとして参加させていただき光栄です。葛藤を抱えている役だったので、自分の中からそれを探してみました。成長させてもらえたなと思います。
また挿入歌も担当させていただき、役の中でも歌唱しています。起こるさまざまな変化を「魔法のマエとアト」という見方で書き下ろした曲ですので、ぜひ聴いてもらえたらなと思います。
■ ドラマ「個人差あります」
放送日時:2022年8月6日(土)より、毎週土曜23:40~24:35(予定)
放送局:東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
□ スタッフ
企画:市野直親(東海テレビ)
原作:日暮キノコ「個人差あります」(講談社「週刊モーニング」所載)
脚本:ひかわかよ
音楽:yuma yamaguchi、犬養奏
主題歌:「曖昧な 2 人」 JUNNA (フライングドッグ)
挿入歌:「魔法のアト」 ビッケブランカ (avex trax)
演出:山内大典、紙谷楓
プロデュース:河角直樹(東海テレビ)、水野綾子(共同テレビ)
制 作:東海テレビ 共同テレビ