ペットには不思議な能力があると感じたことはないだろうか。特に家族が亡くなった時やその後に、動物たちは何かを感じ取っているように見えることがある。そんな経験談が2つ届いた。(文:草茅葉菜)
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「普段ボーッとしている愛犬」が、その日は全く違う行動をした
新潟県の30代男性(サービス・販売・外食/年収300万円)は、母方の祖母と父方の祖母が一週間違いで亡くなった時のことを語った。
「すぐに庭先に3匹の猫が遊びに来るようになりました。ご飯をあげていたらそのうちの1匹は私に懐いて庭先に出ると顔を私の足に擦り付けるようになり、甘えてきました」
男性の悲しみを察したのか、ただの偶然なのか、猫たちが遊びにくるようになったというのだ。懐いた猫はその後「ご飯をあげようと窓を開けると勢いよく家の中に入ってきてそのまま家に住み着いてしまった」と男性は綴った。なんとも心温まる話である。
ラブラドールレトリバーの女の子を室内で飼っていたという福岡県の40代女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、こんなエピソードを綴った。
「お盆中、祖母が生前使っていた部屋に勢いよく入って、カーペットを掘り初めました。ペットは普段ボーッとしているのに、その日はいつもと全く違う行動を取ったので、その場にいた母と私は驚いて笑ってしまいました」
女性は「祖母が帰って来てたのでしょうか」と振り返る。もしかすると彼らには、亡くなった人が見えているのかもしれない、と感じるエピソードだ。