宗教を信じるのは個人の自由だが、不意打ちの勧誘で残念な気持ちを味わう人もいる。兵庫県に住む30代後半の女性(サービス・販売・外食/年収650万円)は
「職場の同姓の人にランチに誘われ、宗教勧誘を受けたことがあります。仕事の日以外に、その方と出かけるのは初めてで、楽しみにしていた自分がいた」
と期待して出かけた当時のことを語ってくれた。
キャリコネニュースでは「職場で宗教勧誘されたことある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/68399KNQ
「一般常識としての世界の宗教と系譜について説明しお断りした」
同僚に誘われ楽しみに出かけた女性だが、そこでは思いがけない事態が待っていた。
「どんな話をしようかな?と待ち合わせたレストランに行くと、なぜかもう一人知らない人がいた。宗教の新聞を渡され、入信してからとてもしあわせなのだと、彼女たちは話し勧誘してきた」
女性は丁寧に断ったものの、相手はなぜか押しが強かった。面倒に思い「すぐさまウィキペディアでその宗教を検索」すると、「ミニカルト」と判明したという。そこで女性は
「一般常識としての世界の宗教と系譜について説明をしてお断りした」 「わたしは自分の信仰を特に外側に持たないタイプであることを伝えて、すぐ去った」
と見事とも言える手際で勧誘を辞退した。それでも相手は食い下がってきたというが、女性は
「盲信する人の心理に驚いた。二度と連絡してこないようにつたえ、その人は仕事もすぐ退職していた」
と職場にまで影響したことを報告していた。