アメリカ運輸省は、アメリカと南アフリカを結ぶ路線の発着枠を、ユナイテッド航空とデルタ航空に週3便ずつ割り当てると発表した。
アメリカと南アフリカ間は週21便の発着枠があり、このうちすでに週17便を割り当て済みだった。ユナイテッド航空とデルタ航空がそれぞれ週3便での運航を申請していた。残りは4枠であることから、両社のいずれかに割り当てられるものとみられていた。
これまでに、ユナイテッド航空にはニューヨーク/ニューアーク~ヨハネスブルグ線の週7便とニューヨーク/ニューアーク~ケープタウン線の週3便、デルタ航空にはアトランタ~ヨハネスブルグ線の週7便の発着枠を割り当てられている。
結果として、南アフリカ運輸省が2枠の追加を内諾し、ユナイテッド航空のワシントン~ケープタウン線、デルタ航空のアトランタ~ケープタウン線にそれぞれ週3便の発着枠を暫定的に割り当てることを決めた。南アフリカ運輸省は、8月15日までに申請を許可する見通し。ユナイテッド航空はボーイング787-9型機(257席)、デルタ航空はエアバスA350-900型機(306席)で運航する。
アメリカ運輸省は、両社が2枠ずつを割り当てられるべきとの暫定的な見解を示した。さらに、南アフリカ運輸省が追加で割り当てる2枠のうち、それぞれ1枠ずつを割り当てるのが適切とした。