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JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方 第3回 【知ってた?】ピーマンは種ごと食べられる!? やみつき「生ピーマン」レシピも紹介

2022年07月28日 16:32  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
日々、国産農畜産物の美味しい食べ方を日々ツイートするJA全農 広報部(@zennoh_food)の公式Twitterアカウント。この6月には、Twitterで話題になった食材の豆知識をさらに詳しく読める書籍『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』(KADOKAWA刊)も発刊しました。



今回、こちらの書籍より、夏に美味しい野菜の食べ方をピックアップして紹介します。



第2回は、「ピーマン」です。

○やみつきの先駆者ピーマンは種もわたも食べられるツワモノ



苦くて嫌いという子どもも多いピーマンですが、大人になるとなぜか好きな人が多くなる……。“無限ピーマン”の大ブームでさらに身近な野菜になってきましたが、へたをとって、種をとってわたをとって……という手間が案外めんどくさいのでは? 実は、種もわたも食べられるんです。肉詰めや炒め物は種ごとでもOK。これでぐんとハードルが下がったピーマンの調理。縦切りか横切りかがおいしさを左右するので、意識して使い分けてみるといいですよ。


○旬の時期



露地物は6~8月。同じ仲間のパプリカも同様の夏野菜。

○こう選ぶ


なり口の中心に軸がある。

肩がこんもりと盛り上がっている。

肉厚な手触りで重量感がある。

表面につやがあり、しわがない。

色が濃く均一。


切ってみて、種が芯にみっちりとついていて、左右対称なことがおいしいピーマンの証。

○保存方法



新聞紙に包んで涼しい場所に。熱帯原産のとうがらしの仲間は冷たいところが苦手。室温保存で早めに食べて。冷蔵庫に入れるならポリ袋に入れて野菜室へ。

○だまされたと思ってチャレンジレシピ「生ピーマンの肉詰め」



ひき肉を油で炒め、醤油と砂糖で甘辛い味の肉味噌を作り、半分に切ったピーマンにこんもり盛る。フィンガーおつまみにも最適。


こんがり焼いた肉詰めは最高ですが、生ピーマンはまた違った味わい。ピーマンボートが食べやすい。肉味噌は醤油味でも味噌味でもいい感じ。


○切り方で食感が大違い


苦いのがダメという人は繊維に沿って縦に切ると苦み成分が出にくくフルーティーさがきわ立つ。横切りは苦みが強まるけれどやわらかな食感で食べやすい。生のまま食べ比べてみて。

○冷凍できるよ


できるだけ細く切って金属トレイに広げて凍らせるとパラパラに。少量ずつ使いやすい。

凍ったら保存袋に入れて冷凍室にストック。


細切りにして冷凍しておくと、シャキシャキとした食感を保てます。凍ったまま使えば青椒肉絲や塩炒めが時短で作れるし、ナポリタンなどに少量使いたいときにも超便利。

○広報部さんのつぶやき「ごま油がいい仕事をしてくれる じゃこピーマン」



「この味がいいねと私が思ったから今日はじゃこピーマン記念日!」と思わずつぶやいてしまうくらいおいしかった一品。簡単だけど、香ばしくて、まあ、なんともビールによく合います。



用意するのはじゃこと細切りにしたピーマン。フライパンにごま油を熱し、香りが立つまでじゃこを炒め、ピーマンを加えて炒め合わせるだけ。じゃこの塩気は千差万別なので、味見をして醤油をひと垂らし。作りおきにもぴったりです。


じゃこピーマン。ピーマンを千切りにしてごま油で炒め、しらすを入れてさらに炒め、お醤油で味付けして完成です。ご飯に載せて食べるのはもちろん、ご飯に混ぜ込んでおにぎりにしてもよし。ピーマンの千切りがちと億劫ですが、作って後悔はしないおいしさです。 pic.twitter.com/vaGo4rdZHA— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) October 28, 2021

○書籍『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』


さっそく今日の献立にも使える!野菜の便利帳。大人気公式Twitterの食材豆知識をもっと詳しく!


キャベツは刻まず4分の1カット蒸し

小松菜は凍らせて調理するのが便利

トマトはお尻においしさの秘密あり

ブロッコリーは丸ごとチン!

にらは醤油に漬けて白飯のお供に…etc.


農産物のプロJA全農 広報部(@zennoh_food)直伝! 今すぐ使える野菜のティップス。



JA全農広報部 じぇいえーぜんのうこうほうぶ JA全農(全国農業協同組合連合会) の広報・調査部広報企画課のみなさん。通称「JA全農広報部さん」。日本の食と農を豊かにする目的で、旬の食材にまつわる最新の話題や、生活に役立つ調理の工夫を日々発信している。 2019年より公式Twitterアカウント「全農広報部【公式】日本の食を味わう(@zennoh_food)」を開始。野菜をまるごと味わい尽くすようなレシピや、素材本来のおいしさを引き出す小技、食への愛とこだわりの詰まったアイデアの数々が、大きな反響を呼んでいる。食と農のマガジン「Apron」の発行や公式noteの運営などのほか、JA全農全般の広報活動を担う。農産物、畜産物など取り扱う食物は多岐にわたるが、本書では“今日から使える野菜のミニ知識”についていろいろとおききした。 Twitter: 全農広報部【公式】日本の食を味わう note:JA全農 広報部 食と農のウェブマガジン 「Apron」 この著者の記事一覧はこちら(JA全農広報部)