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実物大の型紙にデザインできるTシャツ制作キット、福井センイが開発

2022年07月28日 12:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「White Parka」ロゴ

Image by: シタテル
京都府に工場を構える縫製会社の福井センイが、シタテルのクラウドサービス「sitateru CLOUD」による支援を通じて、新たな服づくりを提案するTシャツ制作キット「ホワイトパーカ(White Parka)」を開発した。ホワイトパーカは、現在公式サイトで受注販売を行っている。

 ホワイトパーカは、実物大の型紙であるドローイングシートを付属したキット。ドローイングシートに写真を貼ったり、好きなデザインを描いて返送することで、オリジナルのTシャツを作ることができる。福井センイは、単に服を作る目的だけでなく、実物大の型紙を広げて家族や仲間と一つのデザインを描くことによる体験型サービスとしてホワイトパーカを企画。縫製工場としての特色を活かし、すでに縫製されたTシャツに好きなデザインをプリントする従来のやり方ではなく、後から縫製する仕組みによってプリントできる範囲や位置の指定をなくし、自由なデザインを可能にした。キットの価格は、キッズサイズが税込1万円で、大人用サイズが税込1万2000円。

■ ホワイトパーカ:販売サイト