読者から、親族経営の会社がブラック企業だったという報告が数多く寄せられている。今回も例にもれず、親子で経営する会社のブラックぶりを振り返る投稿が寄せられた。(文:林加奈)
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「てめぇの会社なんてどうでもいい」と捨て台詞を吐いて退職
50代男性(東京都/営業/年収650万円)は、金属加工会社に入社したときの経験を次のように語っている。
「給料はまあまあな金額だったが、社長とその息子のパワハラが酷かった。自分の歓迎会で息子のビールグラスが空いていることに気づかずにいたら、その息子に呼ばれてグラスが空いていることをたしなめられ、最後にげんこつで頭を殴られた」
なんと自分の歓迎会なのに、お酌をしなかっただけで殴られたのだ。翌日に出勤すると、また同じことでたしなめられたので男性は嫌気がさし、家族の病気を理由に辞意を伝えたという。すると
「『てめぇの都合なんてどうでもいい』と言われたため『てめぇの会社なんてどうでもいい』と捨て台詞を吐いて翌日から出勤しませんでした」
と、退職の経緯を綴っている。
すでに退職してから長い年月が経過しているというが、「未だにその会社は存続していて、大量の退職者を垂れ流していることに、職安に対する不信感が募るばかりです」と、不満をあらわにしている。なお、退職後の男性は「大手の違う業種に転職できたので、辞めたことは全く後悔していません」と前向きに語った。
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