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「セルヴォーク」が竹とサトウキビのエコ素材をアイシャドウケースに初採用

2022年07月27日 15:12  Fashionsnap.com

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「セルヴォーク(Celvoke)」が、秋コレクションのパッケージに竹と搾汁後のサトウキビ100%でできたエコ素材「ファインフォーミング パルプモールド」を初採用する。8月5日発売の単色アイシャドウ「ヴァティック アイズ」(全17色 各税込2200円)に取り入れた。

 ファインフォーミング パルプモールドの原材料である竹は、生命力が強いことに加えて3~5年で成木になり、切り株から新たに再生・成長するため、持続可能な素材と言われている。またサトウキビから糖汁を絞った後に出る搾りカスは「バガス」と呼ばれ、全世界で年間1億トン以上発生している。主にボイラー燃料、飼料原料、農業堆肥として有効利用されているが、余剰分は廃棄されている素材だ。
 また、販売時の外箱として使用するスリーブ部分にはバガスパルプを配合したラフバガス紙を採用。インクは生物由来の資源から成分を抽出したバイオマスインキを使用している。これら含め全てを天然由来の原料で製造したケースを採用。同ケースは約90日で土に還る生分解性があり、紙としてリサイクルすることも可能で、木材に代わる素材として活用することで森林保護や、焼却処理時のCO2排出量削減に繋げる。

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