採用面接で面接官に心無い言葉をぶつけられたら、その会社に魅力を感じなくなるだろう。奈良県の40代女性（事務・管理／派遣社員／200万円）は、
「こんなに気分を害す面接を受けたのは初めてでした」
と憤りを綴る。（文：草茅葉菜）
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「人間力求めるなら、まずあなたからーと言いたい」
女性は正社員の中途採用面接を受けに「地元では名の知れた企業」へと向かった。面接官は時間に遅れて入室したものの、謝りもせず「暑いね～」と一言。「終始タメ口」を貫き、履歴書を見ながら
「即戦力アピールしてるけど、うちはそんなの求めてないの。大切なのは人間力」
とスタートから全否定されたという。そのうえ、通勤方法が自転車であることに対し
「あの距離から自転車で来るの？危ないよね。車じゃないと通勤手当出せないし、汗だくで来られても仕事に差し障るでしょ。家庭の事情もあるだろうけれど」
と、またもや否定。これは本当に心配してのことなのかもしれないが、「同じことを２回」言われてしまう。女性は
「後にも先にも最初から最後まで、そして結果問い合わせ時の対応までこんなに気分を害す面接を受けたのは初めてでした。人間力求めるなら、まずあなたからーと言いたい……」
と怒りをあらわにした。最後に、「結果落ちましたが、こちらから願い下げな気持ち満載です」と最悪な印象を振り返った。
