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アメックスセンチュリオン アートカードとプラダウェアラブルを国内開始

2022年07月26日 17:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

(写真上から)既存のクラシックデザイン、レム・コールハースによるアートカード、ケヒンデ・ワイリーによるアートカード

Image by: FASHIONSNAP
アメリカン・エキスプレス(American Express/以下、アメックス)が、センチュリオン・カード(Centurion Card)の国内サービスを拡充した。メタルカードにアートカードと呼ばれる新たなカードデザインを追加したほか、「プラダ(PRADA)」と共同で開発したウェアラブル「PRADA CENTURION」のデリバリーを開始する。新サービスの開始に伴い、10月1日以降に請求となる年会費が38万5500円から55万円(税込)に変更される。

 アートカードは、プリツカー賞を受賞し建築設計事務所OMAを率いるレム・コールハース(Rem Koolhaas)とバラク・オバマ(Barack Obama)の肖像画家として選ばれたことでも知られるケヒンデ・ワイリー(Kehinde Wiley)がそれぞれ手掛けた2種類を用意。レム・コールハースによるカードは、1982年のドローイングからインスピレーションを得てデザインされている。ケヒンデ・ワイリーのアートカードは、色鮮やかなボタニカルで彩ったデザインで、ともに近年デザイン変更されたメタルカードをベースにそれぞれのクリエイションを落とし込んでいる。センチュリオン保有者は既存のクラシックデザインを含め3種類から希望のカードデザインが選択できるようになっており、国内第1弾配布の申し込み期限は8月17日まででデリバリー開始は9月以降を予定している。
 PRADA CENTURIONは小型の非接触型ICチップを搭載し、タッチ決済が可能なブレスレット。カラーはブラックで、プラダのシグネチャーレザーである最上級のサファイアーノレザーで製作した。バックル留めのダブルラップデザインによる男女兼用のフリーサイズで、最大19cmに対応する。バッテリー駆動ではないため充電は不要で、プラダの対象店舗でイニシャルの刻印サービスを無料で受け付ける。アートカードと同様に国内第1弾配布の申し込み期限は8月17日までで、セキュリティ上の理由からアートカードと同梱で配送される。
 また、新たな特典として会員限定の体験型イベントプログラム「Centurion Living」を2022年秋から開始予定。世界各国で厳選したイベントを開始し、センチュリオン・カード会員は全てのイベントに無料で参加できる。1月から12月までを1シーズンとし、各シーズンの開始前に全イベントの内容が告知される予定。