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デミ・ロヴァート、ツアー延期のショーン・メンデスに「心が痛む」 燃え尽き症候群に共感

2022年07月25日 17:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「燃え尽き症候群のような気分も分かる」とデミ・ロヴァート
女優で歌手のデミ・ロヴァートは、カナダ出身の人気歌手ショーン・メンデスが「メンタルヘルス」を理由にワールドツアーの日程を延期したことについて心を痛めている。ショーンと同じ立場になったことがあるというデミが、その思いを語った。

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米メディア『E! News』によると、デミ・ロヴァートは米ボストンのラジオ局「Mix 104.1」で放送された番組『Karson & Kennedy Talk with Famous People』の中でワールドツアーの延期を発表したショーン・メンデスについて次のように語ったそうだ。

「ツアーに出るのに、その準備ができていないことがどんなことか私には分かるから。過労や燃え尽き症候群のような気分も分かる。それは決して楽しいことではなく、メンタルヘルスが関係しているのであれば“うわー、参った”という感じよね。ただただショーンのことを思うと心が痛むわ。」

2018年7月に薬物の過剰摂取により緊急搬送され、一時は危険な状態だったデミ。後遺症に悩まされてきたが、周囲のサポートにより心身共に回復し、来月には新アルバム『HOLY FVCK』をリリース、4年ぶりのツアーも始まる。15歳でツアーを始めたデミは、パフォーマンスがアーティストに与える精神的・肉体的な負担についても述べた。

「ツアーは4年ぶりだし、以前とは年齢も違うし人生のステージも変わったけれど…外出自粛期間中、ダウンタイムを大切にすること、シンプルであることに感謝することを学んだわ。ツアーの準備のためにやっていることはすべてを整え、セラピストと一緒に仕事をすることだと思う。ジムに行って、歌う時のスタミナがあるかどうかを確認するの。ツアーにはたくさんの準備が必要で、スムーズに進むと信じているけれど、保証は何もない。だからショーンのことは心が痛むけれど、私は自分のツアーが楽しみだし、うまくいくといいなと思っているわ。」


ショーンは今月8日、SNSで自身のワールドツアー「Wonder」について「心が限界に達してしまったため、残念ながらこれから3週間の公演を延期しなければならなくなった」とファンに伝えた。

さらに「常に友人や家族と離れてツアーに出るのは難しかった」と説明し、何年もツアーから離れた後、ツアーを始めるという決断は「時期尚早」だったと付け加えた。「残念ながら、ツアーによる消耗とプレッシャーで限界に達した」と明かしたショーンは、「自らのチームや医療専門家と話した結果、癒しと自分自身のために時間を取り、何よりもまず自分の健康に気を配る必要がある」と報告していた。

画像2枚目は『Demi Lovato 2022年6月7日付Instagram「See you on the #HOLYFVCKTOUR」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)