気温も高く紫外線も気になる夏は、外に出るのも億劫になりがち。
せっかくの夏休みがやってきても、なるべく屋内で過ごしたい…なんて考えている人もきっと多いですよね。
それなら、次のお出かけはアートやエンタメに浸る“ミュージアム”を選んでみては?涼しく快適な空間で、優雅な時間を過ごせること間違いなしです。
実はちょうど今の時期、東京近郊のさまざまな場所で、ユニークな展示が開催されているんですよ。
印象派の名画に没入する、日本橋「Immersive Museum」日本橋・コレド室町内の三井ホールでは、10月29日(土)までの期間、“Immersive=没入感”をキーワードとする、新たなアート体験ミュージアム「Immersive Museum(イマーシブ ミュージアム)」が開催中。
モネやドガ、ルノワールといった“印象派”の名画を屋内空間に投影することで、まるでその世界に入り込んだような体験を提供しています。
名画が飾られているように見えたり、1つの作品が巨大に映し出されたりといった、約30分のプログラムを通して、全身でアートを堪能することができますよ。
詳細は記事でチェック ▶︎“没入するアート”ってなにそれ新しい!名画に囲まれる新体験のミュージアムは、この夏話題になる予感
Immersive Museum 期間:7月8日(金)~10月29日(土) 場所:日本橋三井ホール 東京都中央区室町2-2-1 コレド室町5F 開館時間:10:00~21:00 ※最終入場20:20 入場料:大人 税込2500円、中学生・高校生・専門学生・大学生 税込1500円 公式サイト:https://immersive-museum.jp/
“没入”なら、埼玉・所沢の「ゴッホ展」も負けてません同じく“没入体験”を楽しめるアート展といえば、埼玉・所沢の角川武蔵野ミュージアムで開催中の「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」も見逃せません。
こちらは1100平方メートル以上の広い空間で、大きな壁や床に投影された映像や音楽を楽しめるんですよ。34台の高輝度プロジェクターを使って、色彩や筆致も細かく表現されています。
“動く絵”や音楽に囲まれて、ファン・ゴッホの世界をたっぷり満喫できるんだとか。
ゴッホの肖像画とひまわりが一面に広がる入口では、ぜひ記念撮影を忘れずに。
詳細は記事でチェック ▶︎次の美術館はココで決まり。誰もが「行ってよかった」と口にしてしまう“ゴッホ展”って一体どんなの?
体験型ゴッホ展「ファン・ゴッホ~僕には世界がこう見える」 会期:6月18日(土)~11月27日(日) 場所:埼玉県所沢市東所沢和田 3-31-3 営業時間:日~木 10:00~18:00(最終入館 17:30)/金・土 10:00~21:00(最終入館 20:30) 入館料:一般(大学生以上)オンライン購入 2200円/当日窓口購入 2400円 公式サイト:https://kadcul.com/event/77
ジブリの世界を堪能できる、天王洲「鈴木敏夫とジブリ展」ジブリファンは、ぜひ東京・天王洲の寺田倉庫へ。こちらでは、9月7日(水)までの期間限定で、「鈴木敏夫とジブリ展」が開催されています。
会場には、ジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんの、幼少期から今までの人生、さらには制作秘話を詳しく知ることのできる展示がたっぷり。
鈴木さんの隠れ家・れんが屋をモチーフに作られた巨大本棚には、約8000冊もの書籍が収蔵されているそう。
本を読んでいるカオナシの姿もキュートですよね。並んでいる本は実際に手に取ることもできちゃいます。
さらに、『千と千尋の神隠し』の世界観を楽しめる“油屋別館”は、まるで映画の中に入り込んだような空間で、見どころも満載なんですよ。
フォトスポットがたくさんあるので、カメラロールの容量を確保しておくのがベターかも。
詳細は記事でチェック ▶︎期間限定の“ジブリ展”が東京上陸!完全再現されたジブリ作品の世界観は、一歩踏み入れたらもう抜け出せない
鈴木敏夫とジブリ展 会期:7月1日(金)~9月7日(水) 住所:東京都品川区東品川2-1-3 営業時間:10:00~20:00(最終入場:19:30) 入場料:一般(大学生以上)1800円 ※日時指定予約制 公式サイト:https://suzukitoshio-ghibli.com/tokyo/
町田「スヌーピーミュージアム」、今は“ウッドストック”が主役です東京・町田の「スヌーピーミュージアム」では、2023年1月9日(月・祝)までの間、『ピーナッツ』を描いた原作者、チャールズ・シュルツの生誕100周年を記念した企画展が開催中です。
「ちいさなベストフレンド ウッドストック」と題された本展では、スヌーピーの親友“ウッドストック”が主役に。
ウッドストックが『ピーナッツ』コミックに初めて登場するシーンから、スヌーピーとの愉快なエピソードまで、原画・複製原画がなんと約40点も展示されているんです。
ミュージアムの隣にある「PEANUTS Cafe(ピーナッツカフェ)」では、ウッドストックをモチーフにしたケーキやスムージーなど、企画展と連動したコラボしたメニューが多数お目見えしています。
詳細は記事でチェック ▶︎この夏は「スヌーピーミュージアム」に注目!とっても小さくて愛おしい、“ウッドストック”の企画展が開催中だよ
SNOOPY MUSEUM TOKYO 企画展「ちいさなベストフレンド ウッドストック」 会期:7月16日(土)~2023年1月9日(月・祝) 場所:東京都町田市鶴間3-1-4 SNOOPY MUSEUM TOKYO 営業時間:10:00~18:00(入場は17:30まで) 休館日:年中無休(2022年8月16日、2023年1月1日は休館) 入館料:一般(大学生以上)前売り券 1800円/当日券 2000円 公式サイト:https://snoopymuseum.tokyo/ © Peanuts Worldwide LLC
立川「クマのプーさん展」は、まるで100エーカーの森…“黄色くてかわいいキャラクター”といえば、『クマのプーさん』を思い浮かべる人もいるかもしれません。
そんなプーさんの世界を堪能できる「クマのプーさん」展が、東京・立川の「PLAY! MUSEUM」に登場しています。
会場には、プーさんが世界中の人に愛される理由を、“A”から“Z”の26項目の視点から解き明かすコーナーや、物語の舞台である百町森(100エーカーの森)をイメージした空間などが広がっていて、ファンにはたまらないはず…!
草木や風、水を想起させる特別なスペースでは、『クマのプーさん』シリーズの物語や詩と一緒に、約100点もの原画を楽しむことができますよ。
詳細は記事でチェック ▶︎一歩入れば、そこはプーさんたちが暮らす森の中。「クマのプーさん」展は愛くるしさに“かわいい”が止まらない
「クマのプーさん」展 会期:7月16日(土)~10月2日(日) 場所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F 営業時間:10:00~18:00(※1時間ごとの日時指定制) 入場料:一般 1800円/大学生 1200円 公式サイト:https://play2020.jp/article/pooh/
うっとりするような時間を過ごせる、丸の内「ガブリエル・シャネル展」アートやエンタメではなく、“ファッション”の世界に浸りたい方は、丸の内・三菱一号館美術館にて開催中の「ガブリエル・シャネル展」に足を運んでみては?
パリで開催された「Gabrielle Chanel. Manifeste de mode展」を日本向けに再構成した本展では、シャネルスーツやブラックドレスをはじめとした美しいコスチュームや、ジュエリー、No°5の香水などが展示されています。
魅力的な展示内容のみならず、特に話題なのが“シークレットプレゼント”。来場者にランダムで、「N°5のミニ香水」が配られているそうなんです。
どうやら全員に配布されるわけではなく、渡す日や時間も決まっていないみたいなので、もらえたら超ラッキーですよ!
詳細は記事でチェック ▶︎美しすぎてため息が出ちゃう「ガブリエル・シャネル展」はもう行った?シークレットプレゼントの噂も…
ガブリエル・シャネル展 会期:6月18日(土)~9月25日(日) 場所:東京都千代田区丸の内2-6-2 三菱一号館美術館 開館時間:10:00~18:00 休館日:月曜日(祝日の場合および6月27日・7月25日・8月15日・8月29日は開館) 入館料:一般2300円/高校・大学生1200円 公式サイト:https://mimt.jp/gc2022/
暑さも紫外線も上手に避けて、夏のお出かけを満喫しましょ夏らしいアウトドアな遊び方もいいけれど、汗ひとつかかない優雅なミュージアム巡りもたまにはアリ!
気になる展示が見つかった方は、ぜひそれぞれの記事から詳細をチェックしてみてくださいね。お出かけの際は、万全の感染対策もお忘れなく。