面接では、履歴書の提出を求められることが多いが、納得のいかない扱われ方をした人もいるようだ。キャリコネニュースの実施するアンケート回答には、履歴書にまつわる苦いエピソードが寄せられた。(文:永本かおり)
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ
「履歴書を持っていったのにエントリーシートに同じ事を書かされ……」
近年、履歴書をPDFにしてメールで送るケースも増えている。面接ではそれを企業側が印刷して臨むことも。50代後半の女性(東京都/事務・管理/派遣社員/年収600万円)は、
「PCで応募した会社での面接で…なんと裏紙に印刷された私の履歴書&職務経歴書。一瞬で…帰宅したくなりました」
と履歴書の扱いに驚愕したという。裏紙を使うということは、節約を考えている合理的な会社と言うこともできるが、気にする人は気にするようだ。
40代前半の女性(岐阜県/その他/その他/年収100万円未満)は、
「履歴書を持っていったのにエントリーシートに同じ事を書かされ、あげく募集の仕事は一足違いで他の人に決まり2日しか仕事がないと言われた」
と徒労に終わった経験を明かした。さぞかし骨折り損のような気持ちになったことだろう。
また50代後半の女性(兵庫県/医療/パート・アルバイト/年収250万円)は
「私の履歴書に伴い時系列で確認していると思ったが、退職理由を聞いてるついでに私的な興味本位な深掘りして質問攻め。状況も多数スタッフがいる中」
と苦しい状況に置かれた。それでも女性が質問に答えると、面接官は最後に
「他の人は怒る人もいるが話してくれたね」
と言ったという。女性は「かなり失礼な物言いでした」と怒りを隠せない様子で綴っていた。