花王が持続可能な社会の実現に貢献する取り組みを伝える企業広告を展開

花王が、持続可能な社会の実現に貢献する企業姿勢や取り組みを伝える企業広告シリーズ「もったいないを、ほっとけない。」の展開を開始した。

　同社は、2019年4月に生活者のニーズが高まっている持続可能な暮らしを「キレイライフスタイル（Kirei Lifestyle）」とし、実現するためのESG戦略「キレイライフスタイルプラン（Kirei Lifestyle Plan）」を策定。2021年にはパーパスに「豊かな共生世界の実現」、中期経営計画「K25」のビジョンに「未来のいのちを守る～Sustainability as the only path」を掲げ、ESGを根幹に据えた長期視点での経営に取り組んでいる。
　今回の企業広告では、循環型社会に貢献する「ESG視点でのよきモノづくり」に根差したイノベーションや企業姿勢を「もったいないを、ほっとけない。」といったメッセージで伝える。生活者が日々の生活の中での「もったいない」ことに気づき、その解決に向けたアクションを起こすきっかけとなることを目指す。テレビCMは、Tシャツやフライパンが擬人化し「もったいない」と思うことをインタビューで答えて、節水や詰め替えなどの花王の取り組みを紹介するユニークな内容だ。現在、第1弾として計6素材を展開している。
　また、花王は2021年6月から和歌山研究所にフィルム容器リサイクルのパイロットプラントを導入し、フィルム素材でできた詰め替えパックから再び詰め替えパックへと再生する「水平リサイクル」の実現に向けて研究を進めている。本企業広告開始を機に、詰め替えパックの回収を社員に呼びかけることで、集まった使用済み詰め替えパックをリサイクル技術の研究に活かし、水平リサイクルの実装化につなげる。

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