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劇場アニメ「ぼくらのよあけ」に藤原夏海、岡本信彦、水瀬いのり、戸松遥、朴ろ美

2022年07月20日 18:05  コミックナタリー

コミックナタリー

左から藤原夏海と岸真悟、岡本信彦と田所銀之介、水瀬いのりと河合花香、戸松遥と岸わこ、朴ろ美と二月の黎明号。 (c)今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会
今井哲也原作による劇場アニメ「ぼくらのよあけ」の追加キャストが発表された。岸真悟役を藤原夏海、田所銀之介役を岡本信彦、河合花香役を水瀬いのり、岸わこ役を戸松遥、二月の黎明号役を朴ろ美が演じる。

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「ぼくらのよあけ」は、西暦2049年を舞台としたジュブナイルSF。まもなく地球に大接近するという彗星に夢中になっていた宇宙とロボットが大好きな主人公の少年・悠真が、宇宙から来たという“未知なる存在”と出会ったことから物語が動き出す。藤原演じる真悟は悠真の遊び仲間で、同じ学校に通う小学4年生。岡本演じる銀之介も悠真の遊び仲間で、小学6年生だ。水瀬演じる花香はひょんなことがきっかけで悠真たちと極秘ミッションに挑むことになる小学5年生、戸松演じる岸わこは真悟の姉。朴演じる二月の黎明号は1万2000年の歳月をかけて地球にたどり着いた“未知なる存在”で、人工知能搭載家庭用ロボットのナナコの体を使って悠真たちに語りかけてくる。

藤原たちからはコメントが到着。「ぼくらのよあけ」は10月に公開される。

■ 藤原夏海(岸真悟役)コメント
□ オファーを受けたときの感想
オーディションのお話をいただいた際に、原作を拝見しまして、物語も面白く、こんな素敵な世界観の中で生きる真悟を演じられたらいいなぁという思いと、今井哲也先生の作品にまた少しでも携わることができる!やった!という喜びがあったので、合格のご連絡をいただき、演じられると決まった時は本当に嬉しかったです。

□ 実際に演じてみた感想
真悟はわこの弟ということで、真悟と同じような姉がいる人に色々話を聞いたりして、少しでも真悟に近づけたらと思い演じました。わこや花香とのシーンはなかなか難しいなと感じることがありましたが、刺激を感じながらも楽しく演じることができました。あとは私が小さい頃に体験できなかったワクワクを真悟を演じることで体験出来た感じがして楽しかったです。

□ 作品を楽しみに待っている人へ一言
人工知能が発達した少し未来の話ではありますが、どこか親近感が湧くような、そんな不思議でワクワクする作品だと思います。どんな仕上がりになっているのか、私自身もとても楽しみです。原作を見ていただきつつ、原作で描かれたものが映画ではどう描かれるのか皆さんも是非ワクワクしてお待ちいただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します!

■ 岡本信彦(田所銀之介役)コメント
□ オファーを受けたときの感想
オーディションではあったのですが、とても若いキャラクターだったのでお話を頂いたときはびっくりしました。。自分の中でのピュアな部分を増幅させながらやらさせていただきました。脚本を読んでみて思ったのは青春感があり、それでいてノスタルジックな気持ちにもなり、出演できてよかったなと思いました。

□ 実際に演じてみた感想
何か大きな出来事が銀にふりかかるわけではないので、バランサーとして存在していた気はします。だからこそ収録ではみなさんのお芝居をたくさん聞きながらやれたので、純粋にアフレコ現場が楽しかったなという気持ちです。

□ 作品を楽しみに待っている人へ一言
ジュブナイルものってなんでこんなに胸が熱くなるんでしょうね。きっと誰しもが似たような感覚を感じ、誰しもが夢見たものだからかもしれません。ぜひ老若男女とわず見てくれたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。

■ 水瀬いのり(河合花香役)コメント
□ オファーを受けたときの感想
まずはじめに題名の『ぼくらのよあけ』という言葉に心を掴まれました。原作のどこか懐かしさを感じるイラストとは裏腹に現代だからこそ芽生える悩みや抱える孤独をリアルに描いた内容がとても印象的でした。

□ 実際に演じてみた感想
どのキャラクターも等身大の子供らしさがあるのがとても魅力的でした。ほのかも一見大人びて見えるのですが、実はたくさんの好奇心を秘めていて演じていて癒されました。そして今回のアフレコはガンマイクを使用した収録でした。私はこの様な収録スタイルははじめてだったのですが、普段とは異なる体験が出来てとても新鮮でした。より臨場感を感じていただける音声になっているんじゃないかなと今から楽しみです。

□ 作品を楽しみに待っている人へ一言
便利なツールであるSNSが普及する世の中ではありますが、それが故に誰かと実際に会って対話することの大切さ、誰の意見でもない自らの意志で歩みを進めることがどれほど難しいことなのか。たくさんの気付きがある作品に携わることができてとても嬉しかったです。是非劇場でお楽しみください!

■ 戸松遥(岸わこ役)コメント
□ 出演が決まったときの感想
嬉しいのはもちろんですが、繊細で難しい役柄だったので、どう“わこ”を演じるか当日までドキドキしていました。演じられて嬉しかったです。

□ 実際に演じてみた感想
あの年代ならではの感情のコントロールが上手くできないところに共感できる部分もありますが、わこは観てくださる方から賛否両論あるのかな?と思います。とにかくエネルギーを使いました(笑)

□ 作品を楽しみに待っている人へ一言
登場人物の誰の視点で観るのかで見え方が変わってくる作品で、そういう意味では全員が主役の作品だと思います。原作を読まれている方も、今回初めて作品に触れる方も是非足を運んでいただけたら嬉しいです。

■ 朴ろ美(二月の黎明号役)コメント
□ オファーを受けたときの感想
黒川監督とはマーダープリンセスという15年ほど前の初監督された作品でご一緒して以来なのですが、私の舞台をいつも観に来て頂いていて「いつかガッツリとりまたやりましょう!」と熱く語り合っていたので、今回のオファーはとても嬉しかったです。その時が来たのだな…!と(笑)。

□ 実際に演じてみた感想
監督から「とても難しい役」とは伺っていたのですが…1万2000年という歳月をかけ地球に到着した無人惑星探査機の人工知能・2月の黎明号役…という、本当にとんでもなく難しい役所で愕然としました(笑)。なので、テストを重ね、丁寧にディスカッションをして頂きながら、演じさせて頂きました。黎明の孤独が届いたら嬉しいです。

□ 作品を楽しみに待っている人へ一言
誰もが持つ、外界への憧れ、知的探求、孤独感、帰省本能───。普遍的なテーマをもつ黎明という役に出逢えて、私自身もたくさんの学びを得ました。1人でも多くの方とこの作品を共有できたら…と思っております。熱いスタッフたちが心を一つに創り上げるこの作品、ぜひ大きなスクリーンでご覧頂きたいです。劇場でお待ちしております。

■ 劇場アニメ「ぼくらのよあけ」
2022年10月に全国公開

□ スタッフ
原作:今井哲也「ぼくらのよあけ」(講談社「月刊アフタヌーン」刊)
監督:黒川智之
脚本:佐藤大
アニメーションキャラクター原案・コンセプトデザイン:pomodorosa
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:吉田隆彦
音楽:横山克
アニメーション制作:ゼロジー
配給:ギャガ/エイベックス・ピクチャーズ

□ キャスト
沢渡悠真:杉咲花
ナナコ:悠木碧
岸真悟:藤原夏海
田所銀之介:岡本信彦
河合花香:水瀬いのり
岸わこ:戸松遥
二月の黎明号:朴ろ美

※朴ろ美のろは王へんに路が正式表記。

(c)今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会