そうした背景から、昨今アウトドアブランドは様々なデザインの踵を踏めるシューズを販売している。具体的には、創業当初から靴とサンダルをハイブリッドさせるなど"汎用性"を商品開発における一つのキーワードとして掲げている「キーン(KEEN)」のキャンプシューズ「HOODMOC」、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のウォーターサイドのアクティビティやキャンプなどに向けた「ストレイタム ピカ」、「ワークマン(WORKMAN)」の作業靴「作業靴踏めるくん」のノウハウを活かしたキャンプ用の撥水シューズ「ライトスリッポン」などだ。そのほか、キャンプ用だけでなく、「アークテリクス(ARC'TERYX)」のクライミング時のビレイ用スリッパとしても使用できるクライミング用シューズ「アラキス アプローチシューズ」、「サロモン(SALOMON)」によるリカバリーシューズの汎用性を高めるためアップデートした「REELAX MOC 5.0」、「テリック(TELIC)」のリカバリーサンダルをアップデートした「X-LIGHT 」と「T-MESH LIGHT」といった各ブランドの強みを反映させた踵が踏めるシューズを展開している。