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資生堂が「2022年秋冬のメイクトレンド」を発表 マスクからの“開放”で強さ感じるその人らしさを引き出すメイク

2022年07月20日 10:42  Fashionsnap.com

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資生堂ビューティークリエイションセンターが、2022年秋冬のトレンドメイクアップ&ヘアを発表した。マスクを意識して控えめだったメイクアップから、複数のアイテムを使って丁寧に作り込むメイクアップへとトレンドが変化していることから、この秋冬は周りに流されない強さを持ち、その人本来の魅力や美しさを引き出すメイク&ヘアを提案する。

 2022年秋冬のファッションコレクションでは、先行きの見えない世界の中で「流されたくない」という人々の気持ちを汲んだ、強い女性像の打ち出しが際立っていたという。メイクは先シーズンに引き続き 90 年代にインスパイアされ、バブリーで勢いのある表現が見られ、ヘアスタイルはコンパクトなボブスタイルがトレンドに浮上した。
 資生堂が発表したヘアメイクアップアーティストが手がけた2022年秋冬のメイクアップ&ヘアは4パターン。パターン1・2は、韓国のガールズグループや中国のインフルエンサーが持つ「大人っぽくカッコいい印象」に注目したメイクアップ。パターン3・4は、ツヤを出して端正に整えられたメイクでその人本来の魅力を引き出すメイクアップ。マニッシュさを取り入れて抜け感もプラスする。
 パターン1は、肌になじむカラーを用いながら大人っぽい印象を与えるメイクアップ。ベージュとピンクのアイシャドウで目元の陰影や横幅を出しつつ、ジェルライナーとリキッドライナーでまつ毛の生え際を埋め、小さくカットしたつけまつ毛も使用。すっきりとした洗練眉を描き、リップは淡いローズピンクのリップで明るく綺麗な印象に仕上げる。ヘアは先シーズンに引き続き注目されるY2Kを意識したスーパーストレートロングヘア。
 パターン2は、ヌーディなカラーで仕上げながら目元にアクセントをプラスしたメイクアップ。パウダーで仕上げたセミマットな肌に、ほんのり発色する程度にチークを入れる。目元はブラウンとベージュのアイシャドウで立体感を演出しながら、ブルーのアイライナーを目頭や目尻に引くことで色を効かせた。眉はストレート気味に、リップはベージュで血色感をプラス。ヘアはツヤとボリュームのあるニュアンスウェーブ。
 パターン3は、パウダータイプのハイライトとブラウン系のチークを入れて立体感のあるツヤ肌を作り、目元はブラウン系のアイシャドウで仕上げて目頭と黒目の下にベージュゴールドのラメをプラス。アイラインは細めに目尻側を少し長めに描き、まつ毛はしっかりとカールさせて下地とマスカラで仕上げる。眉は自然な形に整え、抜け感を演出。リップは血色感のあるブラウンにグロスを重ねてツヤを与える。
 パターン4は、保湿効果の高い下地を使いみずみずしさを仕込み、ツヤ肌に仕上げ、ベージュ系のチークで血色感をプラスする。目元はオレンジのアイシャドウで骨格を印象づけ、目頭にはパープルを重ねてアクセントにし、ブラウンのアイラインとマスカラで優しく引き締める。眉は直線的に描きつつ明るい色の眉マスカラでマニッシュに仕上げることで、目元ともマッチ。リップは肌をきれいに見せるツヤのあるベージュを重ねた。ヘアは今季注目のミニボブで抜け感を演出する。

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