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ブリトニー・スピアーズ「14年間ずっと作りたかった」 『…Baby One More Time』新バージョンの歌声披露

2022年07月18日 15:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

デビュー曲の新リリースを14年待ち続けたブリトニー・スピアーズ
歌姫ブリトニー・スピアーズは、1998年の大ヒットデビューシングル『…Baby One More Time』を新しくリリースすることを長い間切望してきた。「私は14年間、新バージョンを作りたいと言っていたの…」と明かしたブリトニー。同曲の大人っぽいバージョンを初披露し反響を呼んでいる。

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グラミー賞受賞者のブリトニー・スピアーズが現地時間15日、洗濯の合間に歌う自身の動画をInstagramに投稿した。1998年のデビューシングル『…Baby One More Time』の心に響く歌声は4183万人のフォロワーを魅了した。

「Billboard Hot 100」第1位に輝いた同曲をアカペラで歌う2つの動画を公開したブリトニーは、コーラスの“give me a sign”を“give me a f-ing sign”に変えて、より大人っぽい歌詞を付けている。そして投稿にはこのように綴っている。

「私は14年間、『Baby』の別バージョンを作りたいと言っていたの。実際にプロデューサーに依頼して一緒に作ってもらうことになって…それがスタートだったわ…でも当時の(私の成年後見人だった父が仕切る)チームがノーと言った結果、4曲をリミックスしたバージョンを私と妹を含めた4人の女の子が歌う気合いもダンスもない5分の曲になっちゃって。…ただ綺麗に撮影してサウンドは全く『Baby』とは違う新しいものだったわ!!! チームは私の願いを台無しにして、私に恥をかかせた。私には何の価値もないと思わせたのよ!!! 真実はこんなにひどいものなの!!!」

長い間苦しんできた胸のうちを吐露したブリトニー。13年間に及ぶ成年後見人制度のなか、自分のキャリアをほとんどコントロールできなかったため、切望した新リリースは阻止されてきたようだ。

ある関係者は米メディア『People.com』に対し、ブリトニーは昨年11月に成年後見人制度が終了した後「自分のキャリアについてたくさん話している」とし、「音楽を作るのが大好きで、ファンに新しいアルバムを提供したいと思っている」と伝えた。

マシュー・ローゼンガート弁護士(Mathew Rosengart)は判決後に「記念すべき日」と呼び、「ブリトニーが次に何をするかは、ある1人の人間次第。これは10年ぶりに言えることで、ブリトニー次第なのです。ブリトニーは、今日から自由な女性です」と語っていた。

昨年11月、13年間にわたり公私ともに父のジェイミー・スピアーズが管理してきた成年後見人制度が、裁判所の判決によりようやく終了した。今月13日に行われたロサンゼルスにあるスタンレーモスク裁判所での公聴会でブレンダ・ペニー裁判官は、ジェイミー・スピアーズが8月12日までにカリフォルニア州で証言録取のために出廷しなればならないと新たな判決を下している。



画像2枚目は『Britney Spears 2022年7月15日付Instagram「When you finally realize your worth and value …」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)