7月17日、WRC世界ラリー選手権第7戦『ラリー・エストニア』の競技最終日となるデイ4が、エストニアのタルトゥを中心に行われ、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が2022シーズン5度目の総合優勝を達成した。また、チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が総合2位に入ったため、TOYOTA GAZOO Racing WRTはワン・ツー・フィニッシュを達成している。
3台目のトヨタGRヤリス・ラリー1を駆るエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組は総合6位でフィニッシュ。TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合5位入賞を果たした。
ドライバー、コドライバー、マニュファクチャラーの3選手権すべてでトップに立っているTOYOTA GAZOO Racing WRTが臨むWRCの次戦第8戦は、8月4日から7日にかけて、フィンランドのユバスキュラを中心に開催される『ラリー・フィンランド』だ。チームの拠点が同地にあるトヨタチームにとって“ホームイベント”であるこのラリーは、WRCを代表するハイスピード・グラベル(未舗装路)イベントとして知られ、2017年以降の4大会はすべてトヨタ車が優勝している。