2位には坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が、3位には野尻智紀(TEAM MUGEN)が入り、2台そろって表彰台を獲得したTEAM MUGENはチームランキングでcarenex TEAM IMPULを逆転しトップに浮上した。
予選日の大雨から一転、日差しも降り注ぐ中でスタートした41周の決勝レース。フォーメーションラップから戻ってきた松下信治(B-Max Racing Team)がホームストレートでスピンを喫しコースサイドにストップしたことで、エクストラフォーメーションラップが行われることになり、第6戦の決勝レースはスタート前から波乱の予感に包まれた。
周回数は40周に減算され、改めて迎えたスタートは、ポールシッターの関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)が見事なダッシュを決めてTGRコーナー(1コーナー)をトップで通過。坪井はやや出遅れ、野尻にアウト側からオーバーテイクを許してしまう。
その背後では、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、平川亮(carenex TEAM IMPUL)、三宅淳詞(TEAM GOH)の3台が絡む接触アクシデントが発生。平川はスピンしたのちに三宅に乗り上げられてしまい、マシンダメージを受けてストップ。なんとか動き出すことはできたが、そのままコースサイドにマシンを止め、ここでリタイアとなった。その後、このアクシデントについて、大湯に対してドライビングスルーペナルティが課されている。