家を新築したとき、親からお祝い金を貰うのは当たり前だろうか。ガールズちゃんねるに7月上旬、「義理の親からの新築祝いが1万円だった」というトピックが立ち注目を集めた。トピ主は嫁の立場で、タイトルの通り義理の親からの新築祝いが少ないことに不満があるようすだ。
「うちの親からは10万円貰いました。(1万円は)非常識ですよね??」
と問いかけると、トピック内には「アテにする方がどうかと」「1万円か、お年玉みたい」など賛否両論で物議を醸した。(文:篠原みつき)
「経済状態による。金に困ってて1万円くれたら申し訳ない」
トピ主は自分の親と比べて明らかに少ない金額に、義両親が「ケチ」「祝う気持ちがその程度」などと感じてしまっているのだろう。トピック内のコメントは
「貰えるだけ良くない?ダメなの?」
「お祝いは気持ちなんだよ」
「うちは0円でしたけど何か」
などと説教モードの批判的な声が目立っている。「御祝いに文句つける方が非常識だと思わないの?」という厳しい声もあり、確かにそれも一理ある。
また「経済状態による。金持ってるのに1万円はケチ。金に困ってて1万円くれたら申し訳ない」という冷静な指摘もあった。トピ主の義理親の懐事情が不明のためはっきりしたことは言えないが、経済的に10万円もポンと出せない世帯もあるだろう。
「本当に新築祝いとしてだったのかってレベルで少ない」という声も
一方で、 「自分の親はこれだけしてくれたのに相手の親は…って思う気持ちは分からないことも無い」とトピ主に共感する人も。また「親からなのに1万円は非常識」という意見も少なくなかった。
「アテとかではなく非常識だと思うけどな」
「本当に新築祝いとしてだったのかってレベルで少ない」
といった声もあり、10万円ですら「少ない」と書く人もいた。「私のところでは祝い事は兄弟で10万円が普通で、親はそれ以上が基本」と地域性を指摘する声もある。
ちなみに新築祝いの相場をネットで調べると、友人や同僚なら5000~1万、兄弟・親戚間では1万~3万円。親から子の場合は5~10万円となっており、これだけ見ると1万円は「少ない」と感じる気持ちもわかる。
なお、トピ主はさまざまな意見を受け「心が狭い嫁だと反省中です」などと返信。お金をあてにしているわけではなかったものの、結婚祝いも実家との差が大きく「金は出さないが口は出す」タイプの義両親に、モヤモヤがたまっていたという。
とはいえ、やはり金銭感覚は結局、家庭や個人ごとで違う。トピックには「両方の親から貰っていない」と書く人も散見された。モヤモヤする気持ちもわかるが、「親からお祝い金を貰えるのは当たり前」とは思わない方がいいかもしれない。