ジンズ、ジェンダーレスなデザインに制服をリニューアル　リサイクル素材を使用

「ジンズ（JINS）」が、店舗スタッフの制服をリニューアルし、新しい春夏用制服の着用を7月18日から順次開始する。制服のリニューアルは2018年以来、4年ぶりとなる。

　新制服はアイウェアを取り扱うスタッフとして重要な清潔さや上品さを前提に、トレンド感のあるスタイルやサステナビリティを重視して製作。これまでは男性用と女性用で仕様が分かれていたが、今回の制服では規格を共通にし、ジェンダーレスなデザインやサイズ感を取り入れた。春夏用の制服は襟型の異なる2タイプのシャツを用意。パンツについてはサイズや形状、着こなしをスタッフが自由に選べるように規定を変更する。
　春夏用シャツは、使用済みペットボトルをケミカルリサイクルして作られた経糸と吸⽔速乾性のあるレギュラーポリエステル⽷の緯⽷を使用したシワになりにくいオリジナル生地を採用。素材の54%がリサイクル素材となる。カラーは計4色を展開し、通常店ではネイビー、渋谷店はブルー、原宿店はオリーブ、京都寺町通店はグレーを着用する。
　着用を終了した制服は素材やパーツごとに分類し、再生ポリエステルや自動車内装材、コークス炉の化学原料化法によるプラスチックのリサイクルなどで再利用していくという。また、旧制服もすべて回収し、リサイクルを予定している。