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東武鉄道「スペーシア X」N100系の愛称名を発表、運行開始日も決定

2022年07月15日 10:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
東武鉄道は15日、同社のフラッグシップとなる新型特急車両N100系の愛称名および運転概要に関する記者発表会を行い、愛称名を「スペーシア X」と発表した。日光・鬼怒川エリアの観光需要喚起を目的に、2023年7月15日の運行開始を予定している。


新型特急車両N100系は、これまで活躍してきた特急車両「スペーシア」が築いてきた伝統やブランド・イメージを維持・継承しつつ、より上質なフラッグシップ特急として導入。「Connect&Updatable ~その人、その時と、つながり続けるスペーシア~」というコンセプトの下、利用者それぞれにとって「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」へとつなげ、同エリアへ何度も訪れたくなる特急をめざすとしている。



製作会社は日立製作所。6両固定編成で、24両を製作し、浅草~東武日光・鬼怒川温泉間で運行する。現行「スペーシア」のフォルムを進化させ、デザインに取り入れており、高貴な白をイメージしたカラーリングや、江戸の手仕事を思わせる工芸品のような佇まいの窓枠も特徴。座席数は212席とされ、「コックピットスイート」「コンパートメント」「コックピットラウンジ」「プレミアムシート」「スタンダードシート」「ボックスシート」の全6種類から利用者それぞれの旅行スタイルに合うシートを選べるようにするという。車内にカフェカウンターも設置する。

新型特急車両の導入にあたり、6月1日から7月14日まで「みんなで新型特急スペーシアの愛称を予想しよう! キャンペーン」が行われ、「プレミアムスペーシア」「スペーシア X(エックス)」「グランスペーシア」「スペーシアルクス」の4つが愛称候補に挙がっていた。東武鉄道は愛称名「スペーシア X」に関して、「特急スペーシア」の伝統を維持・継承するとともに、新型車両に期待される役割を象徴した「X」の文字を加えることで、「特急スペーシア」の正統進化を想起させるものにしたと説明する。なお、正解者の中から抽選で合計100組に、「ザ・リッツ・カールトン日光ペア宿泊券」や都内の東武ホテルのペアランチ券など賞品をプレゼントするとのこと。(MN 鉄道ニュース編集部)